歴史と芸術が息づく、東京都指定有形文化財「百段階段」を公開する冬の特別企画「百段百景 ~あこがれの竜宮城~」が、ホテル雅叙園東京で開催されます。
2024年12月7日(土)から12月25日(水)、そして2025年1月1日(水・祝)から1月12日(日)までの期間限定で、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園の3号館として1935年に完成した「百段階段」が公開されます。
この企画では、99段の長い階段廊下が繋ぐ7つの宴会場を、当時のままの姿で公開。建築としての魅力を存分に堪能できます。天井に吉祥の絵柄が施された「静水の間」など、美術や建具など細部にまでこだわった往時の手仕事を見学できます。
さらに、かつて「昭和の竜宮城」と呼ばれ、華やかな宴が繰り広げられた目黒雅叙園のエピソードも紹介されます。当時の婚礼風景や、なぜ絢爛な装飾が施されたのか、8,000人ものお客様で賑わった理由などを、貴重な資料や写真を通して知ることができます。
今回の企画では、単に建物を眺めるだけでなく、より深く理解できるよう、解説パネルを設置。会場の特徴やエピソード、手掛けた芸術家などを紹介しています。さらに、専任ガイドによる文化財ツアーや、ガイドブック付チケット、4か国語に対応する音声ガイド付チケットも用意されています。
オンライン限定入場券には、ホテル雅叙園東京のブランドブックや螺鈿箸がセットになったものも用意。また、館内レストランでは、ランチやアフタヌーンティーと企画展入場券をセットにしたプランも提供されます。
ホテル雅叙園東京は、90年以上の伝統を受け継ぐミュージアムホテル。2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られ、茶室に見立てた全60室の客室は、80 ㎡以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備しています。
「百段百景 ~あこがれの竜宮城~」は、歴史と芸術に触れ、昭和の華やかさを体感できる貴重な機会。新年のお出かけに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。