インターネット利用者のルーター選びの実態
株式会社インターリンクは、インターネットサービスの老舗企業であり、最近、自社の会員を対象にルーターに関する調査を実施しました。この調査によって、ルーターを選ぶ際に重視される基準が明らかになりました。特に安定性やメーカーの信頼性が重視されるという結果が得られ、価格はその次に来ることが示されました。
調査概要
調査は2025年の2月3日から3月14日までの間、インターリンクの会員536人を対象に行われました。この調査では、ルーターの利用実態と選定基準について質問が行われました。利用中のルーターのメーカーや型番、選定時の重視ポイントなどに関する情報が収集されました。
主な調査結果
調査に回答したユーザーからの回答の中で、「接続の安定性」が295人と最も多く、次いで「メーカーの信頼性」が257人、「価格」が226人と続いています。この結果から、インターネット利用者がルーターを選ぶ際に、コスト面よりも安心感や安定した通信に重きをおいていることが示唆されます。特に接続が切れることなく快適に利用できることが最重要であり、選ぶ際の基準としては最初に考慮されていることが分かります。
さらに、ルーターのメーカーに関しては、特に国産メーカーへの支持が老舗から根強いことも明らかになりました。多くのユーザーが選択しているブランドには、YAMAHAやBUFFALOが見られます。YAMAHAは特に商業用にも使われる高性能の機種が多く、ニーズに応じた選択肢が豊富な点でも人気です。
一方で、選定基準の中には「通信速度」や「セキュリティ機能」、さらには「設定の簡便さ」なども含まれています。最新技術への対応も大切な要素ですが、前述の安定性や信頼性に対する重視の方が優先されていることが、調査結果を通じて見て取れます。
インターリンクについて
株式会社インターリンクは1995年に設立以来、インターネットサービスプロバイダ(ISP)としてのキャリアを重ねてきました。近年では、組織内部の働き方の変革や、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。特に、ノマドワークの導入により柔軟な働き方を推進し、週休3日制度の試験導入など新たな働き方を模索しています。
このように、インターリンクは高い技術力と積極的な戦略でIT業界において存在感を示しており、特にルーター選びにおいてもその信頼性が大きく反映されていることが、今回のアンケート結果から読み取れます。それでは、今後のWi-Fi機器選びにおいて、利用者一人ひとりが何を重視するか、その変わりゆくトレンドを興味深く見守っていきたいところです。