空冷ポルシェ文化を未来へ繋ぐ！クラファン開始

空冷ポルシェ文化を未来へ繋ぐ取り組み

空冷ポルシェ――その名を聞いて、心躍る方も多いことでしょう。美しいデザインと運転の楽しさで愛されるこのクラシックカー文化を、次世代にどうやって伝えるか。その困難な課題に挑む株式会社ドリームゲートが、東京でのクラウドファンディングを開始しました。

クラウドファンディングの概要

2024年2月22日から4月1日まで、目標金額1億円を掲げたクラウドファンディングが実施されます。この資金は、新たに関東に開設される「ポルシェゲート」の運営資金や整備に充てられます。一般の支援者には、ポルシェ乗り放題やオーナーズ倶楽部の会員権など、特典が用意されています。

本プロジェクトは、単なるお金集めではなく、空冷ポルシェ文化を守るための重要な一歩です。最近の自動車ブームや若者の車離れが進む中、ポルシェゲートはその存続をかけて、若い世代へこの文化を伝える必要があります。

「ポルシェゲート」の誕生の背景

運営者の髙橋広規氏は、幼少期から空冷ポルシェへの強い憧れを抱いていましたが、実際に所有することは多くの壁があったと言います。「気軽に試乗できる場がない」「整備の手間がかかる」といった問題を解決するため、自らポルシェレンタル・カフェ「ポルシェゲート」を立ち上げました。

大阪に位置するこの店舗は、クラシックカー愛好者が集まり、自由に交流できる場所です。多くの仲間と共に、今後は関東にも店舗を拡大しようという想いが膨らんでいます。

現在の課題と未来へのビジョン

10年以上ポルシェと向き合ってきた髙橋氏は、現在抱える課題を三つ挙げました。
1. 老舗ポルシェ修理店の高齢化
2. クラシックカーのパーツ不足
3. 若者の車離れ

これらの問題を解決するため、ポルシェゲートは格安レンタルサービスを提供し、支援を受けながら新しいメカニックの育成やパーツの復刻にも取り組もうとしています。しかし、これには多くの資金が必要です。

参加する意義

今回のクラウドファンディングは、単にお金を支援するのではなく、未来のポルシェ文化に参加する機会でもあります。購入を検討する方や、車を初めて運転する方にとっても、ポルシェを体験する貴重なチャンスです。支援者には、さまざまなリターンが用意されており、自分のニーズに合った特典を選ぶことができます。

最後に

髙橋氏は「このプロジェクトは、空冷ポルシェ文化を守り続けるための重要な取り組みである」と語ります。自らの情熱と仲間たちの助けを借りて、ポルシェを愛するすべての人々のために、新たな拠点を作り上げたいと願っています。皆様のご支援が、この文化を未来へ繋ぐ大きな力となります。

【プロジェクト詳細】
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」
【お問い合わせ】
株式会社ドリームゲート
TEL: 072-728-7177
Email: [email protected]