下鴨茶寮おせち2026
2025-10-16 12:18:25

創業170年を迎えた下鴨茶寮が発表したおせち2026について

創業170年を迎える下鴨茶寮の新作おせち2026



創業170年を誇る京都の名料亭、下鴨茶寮が、2026年の新春に向けた新作おせちを発表しました。この発表は、安政3年(1856年)の創業を祝う特別なイベントとして行われ、全12種類のおせちがラインアップされています。おせちの詳細は、2025年10月に世界遺産・下鴨神社の重要文化財である「供御所」で行われたメディア向け発表会でお披露目されました。

おせち2026の概要


発表会では、まず下鴨茶寮本店にて総料理長の本山直隆氏による特別懐石が振る舞われました。この特別懐石は、来場したメディアをおもてなしするために準備されたもので、伝統的な京料理の技が光る一品が並びました。その後、祈祷殿で新春の豊穣を祈るご祈祷も行われ、会の最後には主人の小山薫堂氏によるトークがあり、京都の食文化の未来と、料亭の“おもてなし”の心について語られました。

供御所との結びつき


下鴨茶寮は、下鴨神社の門前に位置し、かつて神職や参拝者の食事を司る「供御所」として重要な役割を果たしてきました。この供御所は現在、重要文化財として指定されており、その歴史や格式を今に伝えています。また、下鴨茶寮は下鴨神社の御用達包丁人として、神事に関連する料理を提供し続け、京料理の基本である「土産土法」を大切にしています。

おせち2026の特徴


「おせち2026」では、伝統的な技法を継承しつつ、現代の食卓に合った味わいやスタイルを追求しています。その中でも特に目を引くのが、合鴨鍋を添えた華やかな二段重です。この重には下鴨神社の宮司による直筆の干支文字があしらわれた貝型陶器が使われており、新年を祝うのにふさわしい仕立てとなっています。また、ふぐのお雑煮重や、凍結酒と一緒に楽しむ酒肴のおせちなど、趣向を凝らした様々な内容が用意されており、これはご家庭用にも、贈り物としても喜ばれること間違いありません。

おせちは生おせちと冷凍おせちの形式があり、人数や価格に応じて選べるようになっているため、それぞれのライフスタイルに合った一品を見つけることができます。

170年の節目としての意味


創業170周年を迎えた下鴨茶寮は、平安時代から下鴨神社の御用達包丁人として活躍してきました。今回の発表会は、神域と共に歩んできた料亭の歴史を振り返る重要な儀式でもありました。世界遺産の神社の静かな空気の中で行われた祈祷の後、供御所でのおせちの披露は、格式ある瞬間となりました。

おせち販売情報


「おせち2026」は、下鴨茶寮の公式オンラインショップで予約が可能です。特別な新年を迎えるための一品として、おせちをぜひご検討ください。詳細や予約は、こちらの公式サイトをご覧ください。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社下鴨茶寮
  • - 所在地: 京都府京都市左京区下鴨宮河町62
  • - 創業年: 1856年(安政3年)
  • - 代表者: 代表取締役会長 小山薫堂
  • - 事業内容: 料亭運営、食品製造・販売、ブライダル事業、通信販売等
  • - URL: 下鴨茶寮公式サイト

会社情報

会社名
株式会社下鴨茶寮
住所
電話番号

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