沖縄のアート・文化を一堂に楽しむ「SUPER OKINAWA MARKET」
2025年4月26日、東京都港区にあるオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」で始まる「SUPER OKINAWA ART & MARKET」は、沖縄のアートとカルチャーを東京で体感できる貴重なイベントです。 5月10日までの2週間、さまざまなアーティストやクリエイターによる作品やブースが展開され、初日から多くの人々で賑わいを見せています。
沖縄の多様性を表現するアーティストたち
本イベントには、沖縄にゆかりのある5人のアーティストが参加します。禅僧で民俗学者の岡本恵昭と、その孫で書家の新城大地郎が共著した作品集『SUDIRU』を基にした作品展示、沖縄とアメリカ文化をテーマにした作品を手掛けるKINJO、沖縄の植物を題材にした壁画・ボディペイントをするGURIRON、国際的に活動する美術家の大小島真木、さらに「Chim↑Pom from Smappa!Group」の林靖高と稲岡求、西村健太による園芸プロジェクト「Leggy_」がそれぞれの視点から沖縄の魅力を表現します。
クラフトやフードも同時に楽しむマーケットスペース
会場では、沖縄の文化に特化した書籍を取り扱う「ブックパーラー砂辺書架」がセレクトした古書や絵本が並び、沖縄の生活様式をテーマにしたセレクトショップ「PORTRIVER MARKET」が伝統工芸品や雑貨を展示します。また、沖縄の飲食文化を楽しむためのナチュラルワインや薬膳炭酸飲料なども提供され、ユニークな飲み物を味わえます。
オープニングレセプションの様子
イベントの初日には、アーティストや関係者が集まるオープニングレセプションが行われました。多くの来場者が作品を楽しみながら、沖縄のアートや文化、食の魅力について語り合う場となりました。
参加アーティストの紹介
1.
大小島真木 / Maki Ohkojima
東京を拠点に活動するアートユニット。生命の循環をテーマに多様な表現を行う。
2.
岡本恵昭 / Keisho Okamoto
沖縄県宮古島出身の禅僧で、民俗学者。地域の文化を次世代に伝える活動を行っている。
3.
新城大地郎 / Daichiro Shinjo
伝統的な書道の枠を破り、現代的な表現を夢中で追求し続ける若手アーティスト。
4.
KINJO
沖縄出身で、アメリカ文化を題材に題材にして独自性を表現する。
5.
GURIRON
沖縄の植生からインスパイアを受けた設計で、自然の美しさを描き出す。
6.
Leggy_
ひょろ長い植物を表現し、園芸とアートを融合したプロジェクト。
沖縄の魅力を体験しよう
「SUPER OKINAWA ART & MARKET」は、沖縄のアートと文化が一堂に会し、地域を越えた交流を促進する貴重な機会です。ゴールデンウィークの時期に、ぜひ足を運んでこのイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。入場は無料で、予約も不要です。
【展示情報】
会期: 2025年4月26日(土) - 5月10日(土)
時間: 18:00-24:00
会場: WALL_alternative (東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場: 無料・予約不要
HP:
WALL_alternative
このイベントは、沖縄の文化やアートを新しい形で体験できる素晴らしい機会です。数々のアーティストの個性あふれる作品をぜひお楽しみください。