アクセラレーションプログラム「FASTAR」第12期公募のお知らせ
中小企業基盤整備機構が主催し、株式会社ツクリエが運営を受託しているアクセラレーション事業「FASTAR」の第12期公募が、2024年11月1日(金)に開始される予定です。「FASTAR」は、スタートアップや個人が困難に挑む姿を支援することを理念にしており、IPOやM&Aなどの事業成長を目指す参加者を対象としています。
FASTARの目的と支援内容
このプログラムの主な目的は、スタートアップ企業や起業予定の個人に対して、経営課題の解決や事業計画の策定をサポートすることです。専門家が専任パートナーとして、約1年間にわたり伴走支援を行います。以下の支援方法が用意されています:
- - メンタリング:中小機構の専門家が事業戦略や経営課題に対して、継続的なメンタリングを行います。コンサルティングを通じて、事業計画のブラッシュアップをサポートし、具体的なアクションプランを共に考えます。
- - 外部メンターによる助言:知的財産、法務、財務などの専門家によるオンデマンドメンタリングを受けられ、必要な知識と経験を活かしたアドバイスを受けることができます。これにより、企業が直面する様々な課題に対して柔軟に対応することが可能です。
- - 支援イベントの開催:スタートアップの成長に必要なナレッジを体系的に提供するイベントを開催し、参加企業同士のネットワーキングの場も設けています。この機会を通じて、情報交換やビジネスチャンスを拡大することができます。
- - 公的機関の支援メニュー活用:中小機構や他の公的支援機関の資源を活用し、研究開発の推進やテストマーケティングのパートナー探しを支援します。
- - 資金調達支援:スタートアップ企業に対し、VCや大企業へのピッチ機会を提供し、資金調達や事業提携に向けた個別マッチングを行うことで、企業の成長をサポートします。
過去の実績
「FASTAR」は2019年度からこれまで11回にわたり実施されており、バイオ・医療機器、AI・ITサービス、ロボティクス、環境エネルギー分野などで成長を目指す約140社が採択されました。これらの参加企業は、合計で約80億円の資金調達に成功しており、多くの企業が実績を上げています。
支援対象
プログラムの参加対象は、グローバル規模や地域に根ざした社会課題の解決を目指すスタートアップや起業予定者です。具体的な課題として、事業計画の策定・ブラッシュアップ、プロダクトやサービスの実証、販路開拓、資金調達、研究開発成果の事業化、資本政策や組織体制の整備計画などがあります。
公募概要
詳細な公募内容は、11月1日(金)のプレスリリースで発表される予定です。また、公募説明会が11月中旬にオンラインで実施されますので、参加希望の方はスケジュールをチェックしてください。
終わりに
「FASTAR」は、スタートアップの成長を目指すための非常に貴重な機会です。支援を通じて、自身の事業をさらに発展させたい方は、ぜひこのプログラムを検討してみてください。中小企業基盤整備機構とツクリエが連携し、あなたの挑戦を全力でサポートします。
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