代替肉の新展開
2021-11-29 13:00:06
薬王堂が仕掛ける代替肉の新たな試み "NEXT カルビ" 限定販売開始
薬王堂が新しい代替肉のビジョンを発信
最近、代替肉の需要が急増しています。その背景には、環境問題への関心の高まりや健康志向の変化が影響しています。そんな中、株式会社薬王堂ホールディングスが新たに展開する代替肉商品が注目されています。代替肉製品を提案する「ネクストミーツ」が、薬王堂とともに展開する「NEXT カルビ」「NEXT ハラミ」「NEXT 牛丼」の発売が決定しました。
地球環境を大切にする取り組み
薬王堂は「東北から世界の健康をデザインする」という新ビジョンを掲げ、この地域特有の課題を解決するための取り組みを加速しています。代替肉は、地球温暖化問題をはじめとする環境に優しい食文化の確立に寄与する重要な要素とされ、薬王堂はその一翼を担うことを目指しています。
常務取締役の西郷孝一氏は、「地球を終わらせない」というネクストミーツの理念に共感し、この新たな販売計画が実現したと語ります。特に日本では、代替肉を普及させるためのきっかけが必要であり、薬王堂はその発信地となるべく行動しています。
専用冷蔵ケース「NEXT スタンド」の導入
11月30日から、薬王堂の12店舗において「NEXT カルビ」「NEXT ハラミ」「NEXT 牛丼」の販売が開始されます。この商品の売りは、専用冷蔵ケース「NEXT スタンド」です。この什器を通じて、顧客に代替肉の魅力やその背景にある環境問題の重要性をしっかりと伝えることが期待されます。
発売される商品は、すべて植物由来の成分で作られており、動物性原料は一切使用されていません。また、専用冷蔵ケースの導入は、ネクストミーツにとって小売販売の新たな一歩とも言えます。これにより、消費者に親しみやすく、選択しやすい代替肉の提供が可能となるでしょう。
東北から広がる代替肉の動き
代替肉の市場は東京や大阪を中心に拡大していますが、その他の地域ではまだまだ認知度が低いのが現状です。その中で、薬王堂は初めて代替肉専用コーナーを設けることで、東北地域からその動きを全国に広げたいとしています。尽きない代替肉への関心を背景に、新商品は早々に売り切れることが見込まれています。
また、薬王堂はこの試みに留まらず、データ分析を用いて購買層のニーズの把握や、料理教室、コンテストの開催を通じた代替肉の普及活動を防止的に行っていく予定です。
今後の展望
ネクストミーツとしては、代替肉の新たな食文化を築くべく、社会全体への認知度向上に努めるとしています。特に、気候変動問題は国を超えた課題であり、薬王堂とともに日本国内はもとより、国際的な展開も視野に入れているとのことです。
新しい食文化の誕生に向けて、代替肉が私たちの日常にどのように溶け込んでいくのか、今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社薬王堂ホールディングス
- 住所
- 岩手県盛岡市盛岡駅西通二丁目9番1号マリオス6F
- 電話番号
-
019-621-5021