Galaxy VXL発表
2024-12-05 11:15:20

シュナイダーエレクトリック、新次元の電力保護システム「Galaxy VXL」を発表

新しい電力保護システム Galaxy VXL の登場



シュナイダーエレクトリックが、最新のUPS(無停電電源装置)「Galaxy VXL」を発表しました。この新しいシステムは、AI対応のデータセンターや半導体業界、さらには商業施設や製造環境といった重要なインフラに向けて設計されています。

コンパクトな設計と高い電力密度



Galaxy VXLは、わずか1.2㎡の設置面積で最大1042 kW/㎡の電力密度を実現する高効率かつコンパクトな構造が特徴です。この柔軟なモジュール式設計は、運用効率を向上させ、顧客のTCO(総所有コスト)を抑えることに寄与します。最大1.25 MWの電力を1つのフレームでサポートすることが可能で、最大5 MWまでスケールアップできる点も魅力です。

高効率な電力管理



Galaxy VXLは、特許技術を活用し、eConversionモードで最大99%の効率を発揮します。このテクノロジーにより、従来のUPSと比べて炭素排出量を2分の1に削減することが可能です。また、N+1の冗長性を持つモジュール設計によって、システムの可用性や耐障害性も大幅に向上しています。

安全性とサイバーセキュリティの強化



新しいGalaxy VXLは、最新のIEC規格に適合した強化された安全機能を搭載しており、サイバーセキュリティも万全です。リモート監視機能により、24時間365日、運用状況を把握し、迅速な対応が可能です。これにより、データセンターやIT環境での継続的な稼働が保証されます。

EcoCareによる持続可能性の向上



Galaxy VXLには、自社のEcoCareプランが含まれており、技術専門家からのサポートを受けることができます。このプランでは、AIを活用した遠隔監視が可能で、必要に応じて機器の状態を最適化するためのメンテナンスを行います。これによって、UPSの寿命を延ばし、継続的なパフォーマンスを提供します。

未来のデータセンターに適したソリューション



この新しいUPSは、特に次世代型のデータセンターにおいて大きな可能性を秘めています。プレハブ型のデータセンターや高密度コンピューティングワークロードに最適であり、世界中の顧客のニーズに応えるための生産能力も強化されています。特に、2025年にはGalaxy VXLの年間生産能力が9000台を超える見込みです。

新たなGalaxy VXLは、シュナイダーエレクトリックが提供する高い効率性と先進的な安全機能を兼ね備えており、AI、データセンター、産業用アプリケーションに対する電力保護の世界基準を確立するものです。詳細については、シュナイダーエレクトリックのWebサイトをチェックしてください。

会社情報

会社名
シュナイダーエレクトリック
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