AIが不得意な“非認知能力”を鍛える実践書、遂に登場

概要

東京書籍株式会社から2025年8月19日に発売される書籍『非認知能力の強化書』が話題を呼んでいます。本書は、非認知能力育成の第一人者である中山芳一氏が、中高生やZ世代に向けて、AIにはない特有の能力を強化する方法を具体的に解説した一冊です。教育現場で多くの支持を得ているこの内容が、いよいよ本として形を成します。

非認知能力とは

非認知能力とは、抽象的な能力のことを指し、学力や知識だけでは測れない、「生きる力」に深く関わっています。具体的には、コミュニケーション能力、思いやり、忍耐力、自信、自尊感情、意欲などが含まれます。これらの力は、人生の充実度や仕事の成果に大きく寄与します。

講演での反響

著者の中山氏による講演を受けた10代の生徒たちからは、「未来が明るく感じられた」「実践的で分かりやすかった」といった声が寄せられ、実際に役立つメッセージが多くの若者に届いていることが伺えます。

書籍の内容

目次の紹介

本書は、非認知能力を深く理解し、実践するために複数の章に分かれています。

- 第1章: 非認知能力って何？
- 第2章: 現在、非認知能力が求められる理由
- 第3章: 非認知能力の鍛え方
- 第4章: 意識の持ち方
- 第5章: 自分自身のモニタリングとコントロール
- 第6章: 2種類の夢～誰かのために
- 第7章: 非認知能力だけの話では終わらない

このように構成されており、非認知能力を持つことが、なぜ今の時代に重要なのかを具体的に解き明かしています。

中山芳一氏の経歴

著者の中山芳一氏は、1976年、岡山県岡山市で生まれた教育のスペシャリストです。岡山大学教育学部を卒業後、岡山県内で学童保育指導員として活動し、教育方法学を追求。その経歴から、教育現場での多様な経験を活かして、非認知能力の重要性を広めています。在職中には学生のキャリア教育に取り組みつつ、全国的に講演やセミナーを実施し、若者たちの自立した社会進出をサポートしています。