2025年長野県の街の幸福度と住み続けたい街ランキング
大東建託株式会社が実施した居住満足度調査の結果、2025年版の「街の幸福度ランキング」と「住み続けたい街ランキング」が発表されました。これにより、長野県の各自治体の特性や住民の意見が明らかになりました。
街の幸福度ランキング
長野県の街の幸福度ランキングでは、
諏訪郡原村が3年連続でトップの座を維持しています。この村は唯一、偏差値が80を超えており、非常に高い評価を得ています。次に、3年連続で
上伊那郡飯島町が2位を確保しました。3位には
上田市が選ばれ、昨年の8位から見事に順位を上げました。
さらに注目すべきポイントは、
東筑摩郡山形村が昨年の11位から5位に上昇し、
北安曇郡松川村も新たにトップ10に入った点です。これらのランキングは、2021年から2025年の5年間にわたる住民の回答をもとにしており、回答者数が一定の基準を満たさない場合は過去のデータも参照されています。
住み続けたい街ランキング
同時に発表された「住み続けたい街ランキング」では、昨年2位の
上高井郡小布施町が1位に躍進しました。2位には
諏訪郡原村、3位には初登場の
南佐久郡佐久穂町が入りました。特に上高井郡小布施町は、住み続けたいという願望が強い地域であることが示されました。
初登場の自治体としては、9位の東筑摩郡山形村も注目が集まっています。これらすべてのランキングは、住民が「今住んでいる街に、ずっと住み続けたい」と思うかどうかの設問を基に評価されています。
調査概要
この調査は、株式会社マクロミルの協力により、長野県の居住者を対象にインターネットを通じて実施されました。総回答者数は13,576名で、性別、世代別にバランスよく分かれています。調査期間は2021年から2025年にかけて行われ、各年ごとに詳細なデータが収集されました。
最後に
このようなランキングは、地域の活性化や自治体が今後の施策を考える上で非常に重要な指針となります。自身の住んでいる街がどのように評価されているのか、そしてどの部分が魅力として捉えられているのかを知ることで、地域への愛着や誇りがさらに育まれるのではないでしょうか。長野県の各地域がどのように発展していくのか、今後が楽しみです。