筑波大学マレーシア分校との提携で国際教育の新たな扉を開くアオバジャパン

筑波大学マレーシア分校との新たな連携

アオバジャパン・インターナショナルスクール（以下A-JIS）は、筑波大学のマレーシア分校「University of Tsukuba, Malaysia Campus（以下UTMy）」との戦略的パートナーシップを発表しました。この提携は、日本の国立大学が初めて海外にキャンパスを開設した事例として注目を集めており、国際教育推進の重要なステップとなっています。

国際教育の拡充

A-JISとUTMyの連携によって、オンラインIBディプロマ・プログラム「Aoba Global Campus (AGC)」の利用が拡大されることが期待されています。このプログラムは、アジア太平洋地域の多様な学習者に対し、高品質な国際教育へのアクセスを確保し、グローバルな舞台でも通用する人材を育成していくことを目指しています。UTMyは、日本の高等教育機関の海外展開の先駆けとして、特に注目されています。

UTMyでは、マレーシアの著名な大学であるマラヤ大学と協働し、日本の教育の質と東南アジアの広がる文化的多様性を融合させた先進的な教育環境を提供しています。4年制の学士課程は全て英語で行われ、筑波大学から「教養学士・理学士（Bachelor of Arts and Science）」の学位が授与されます。教育方法には、「問題解決型学習（PBL）」を用い、実社会の課題に実践的にアプローチする仕組みが特徴です。

このプログラムは、A-JISが提供する国際バカロレア（IB）カリキュラムと密接に関連しており、批判的思考や国際的視点を養う探究型の学びが促進される環境を整えています。

スムーズな進学ルートの構築

さらに、UTMyの学士課程は筑波大学における大学院への進学ルートも整備されています。これは、マレーシアに在籍する学生が日本の大学院へのスムーズな通過を可能にする重要な要素となっています。一方で、A-JISは「Aoba Global Campus」において全世界の学生に向けて、フルオンラインでのIBディプロマ取得の機会を提供します。

これにより、学生はUTMyをはじめ様々な国の大学への進学が可能となる他、多様な選択肢から学ぶことができる環境が実現されます。

教育機関間の連携による革新の促進

本提携は日本とマレーシア、さらにはアジア太平洋地域における教育機関同士の強力な連携を象徴するものです。A-JISとUTMyは、ダイバーシティ、インクルージョン、アクセスの平等性を重視し、すべての学習者にとって開かれた国際教育環境の確立や質の高い教育の機会を提供することに取り組んでいます。

このパートナーシップを通じて、学生たちは地球規模の課題に向き合い、自ら行動を起こすための知識やスキルを身につけられるでしょう。また、両校は今後も連携を深め、次世代のグローバル人材を育成するための新たな教育環境の構築に向けて努力を続けていきます。

アオバジャパンの教育の歴史

アオバジャパン・インターナショナルスクールは1976年に設立され、目黒区青葉台を拠点に、国際バカロレア（IB）プログラムを通じた教育を提供しています。すべてのクラスが英語で行われるため、多国籍の生徒が集まる環境が特徴です。

立教大の研究が注目される中、A-JISは今後も質の高い国際教育を追求し、多様な背景を持つ学生に新たな学びの機会を提供することに邁進していきます。