最近、クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を展開するjinjer株式会社が、Great Place to Work® Institute Japan(以下GPTWジャパン)によって「働きがいのある会社」に選ばれました。この認定は、企業がどれだけ従業員からの信頼を得て、誇りを持たれ、仲間意識が醸成されているかを評価するものです。
今回の認定を受けた背景には、従業員へのアンケートや企業文化に関するヒアリングがあり、主に3つのポイントが高く評価されました。まず、経営者発信の公正な職場環境の構築が認められたこと。これにより、差別を回避し、誰もが声を上げられる環境が整えられています。
次に、職場内のコミュニティの形成です。「家族」や「チーム」といった深いレベルの仲間意識があり、従業員がお互いを支え合う雰囲気があることが重要視されました。最後に、ホスピタリティの観点から、職場の環境が居心地の良いものであり、従業員が楽しく過ごせているかが評価されました。
今後、jinjerはこの認定を受けて、従業員エンゲージメントのさらなる向上を目指します。具体的には、従業員からのフィードバックを積極的に受け入れた施策を実施し、柔軟な働き方の推進やスキルアップの支援、社内でのコミュニケーションの活性化を進めていく方針です。これにより、各個人が持つ可能性を最大限に引き出す環境を整えていく予定です。
GPTWジャパンは、世界中で「働きがいのある会社」を調査・発表する機関であり、この認定は国際的な基準に基づいています。米国では1998年から「FORTUNE」を通じて毎年ランキングを発表しており、企業にとってこの評価は一流を示す証とされています。日本では、株式会社働きがいのある会社研究所がそのライセンスを受け、GPTWジャパンが運営されています。
jinjer株式会社は、東京都新宿区に本社を構えており、代表取締役社長CEOは冨永健氏です。ジンジャーは、人事業務全般(勤怠管理、給与計算、サーベイ、データ分析など)を一元管理できるクラウド型のシステムであり、企業の人事管理において革新的な役割を果たしています。中でも「正しい人事データ」を利用することで、企業は組織の成長を支える資産とし、効率的な人事業務を実現します。
今後、jinjer株式会社がどのように「働きがいのある会社」としての評価を維持しながら、従業員の能力を引き出していくのか、注目が集まります。もちろん、企業の成長は従業員の満足度を高めることから始まるため、jinjerの取り組みは多くの企業にとっての模範となることでしょう。