自治体広報をデジタル化で加速！「マイ広報紙」新機能・新プラン登場

デジタル革新を追い求めるスパイラル株式会社（東京都港区、代表取締役 CEO 佐谷宣昭）が、1000以上の自治体広報紙を掲載しているオンラインプラットフォーム「マイ広報紙」の機能を強化し、サイトをリニューアルしました。また、新たに4種類のプランも導入し、自治体のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進していく方針を示しました。このリニューアルは、2025年4月1日に実施されました。

1. 背景と目的

近年、総務省が発表した「自治体デジタル・トランスフォーメーション（DX）推進計画」が示すように、自治体のDXは急速に進展しています。特に、広報紙のデジタル化やITを駆使した住民向けサービスへの期待は高まっています。さらに2024年には改正障害者差別解消法が施行され、自治体は障がい者への配慮が義務付けられることになります。これに加え、外国人居住者に対応した多言語広報のニーズも増してきています。

これらの考慮から、「マイ広報紙」では、障がい者の方々や多国籍コミュニティへの対応を強化するために、機能の拡充を行うことが決定されました。

2. 新プランの概要

「マイ広報紙」では、フリープランと3種類の有料プラン（ライトプラン・スタンダードプラン・プレミアムプラン）が用意されています。プランごとに機能や価格が異なり、ニーズに応じたサービスを選択できます。

2.1 無料プラン・有料プラン共通の主な機能

- 充実した検索機能：以前は漢字やひらがなの完全一致が求められましたが、「イベント」や「移住」などのキーワードでの検索が可能になり、情報の取得が容易になりました。
- 自治体専用ページ：各自治体に特化したページを提供し、最新記事やバックナンバーを一つのページで集約し、閲覧しやすくなりました。
- ウェブアクセシビリティの向上：国際規格に準拠したWebサイトにより、全ての住民が障がいの有無を問わずストレスなくアクセスできるよう配慮されています。

2.2 有料プランでの主要機能

1. 多言語翻訳機能：20言語から最大100言語へ翻訳が可能です。これにより、外国人居住者への情報発信が実現します。
2. 辞書機能と音声読み上げ：特定の地名や人名を音声で正確に読み上げることができ、視覚障がい者や高齢者にも優しいサービスです。
3. SNS情報の表示：自治体のSNS更新情報を表示し、住民や観光客への情報発信力を向上させます。
4. 音声ファイルのダウンロード：視覚障がい者や高齢者向けに情報の音声ファイルを提供し、差別化を図ります。
5. アクセス分析レポート：記事ごとのアクセス数を可視化し、広報紙の効果測定を行います。