Buyeeが新たに開始した「FedEx International Economy」
越境EC流通のリーダーである「Buyee」を運営するtenso株式会社が、新しい配送プラン「FedEx International Economy」の導入を発表しました。このプランは、Buyeeが支持する全ての海外サービス対象国で利用できるように拡大され、送料が最大で約32%削減されるメリットがあります。具体的には、アメリカへの配送が2,892円から、EU圏への配送が2,884円から利用可能です。
Buyeeの配送プランの現状
Buyeeは、越境ECを通じて海外のお客様がスムーズに日本の商品を購入できるよう、独自の国際配送プランを提供しています。既存の「Buyee Air Delivery」サービスでは、欧米圏、中近東、アジアの一部地域に対し、多数の配送業者から最適なオプションを選ぶことができ、速さと価格の両方を兼ね備えた配送を実現しています。しかし、特に欧米圏のお客様からは、普段利用されている配送業者のサービスを選びたいとの要望が増えていました。
FedEx International Economyの特色
新たに導入された「FedEx International Economy」は、配送にかかる日数が既存のエクスプレスサービスよりも平均2日程度長いものの、コストの面では非常にお得です。特に重さが5~20kgの荷物に関しては、送料が大幅に削減できるため、大量発注を希望される企業や個人にとっては、非常に魅力的な選択肢となります。これにより、海外のお客様が自身のニーズに応じて、送料や配送のスピードをあらかじめ選ぶことができるようになります。
日本国内企業への影響
今回の新プランによって、越境ECを利用する際のハードルがあらゆる面で低くなることが期待されます。特に、送料を重視するお客様にとっては、価格面での優位性が大きなポイントとなるでしょう。また、Buyeeはこの取り組みを通じて、日本国内企業の流通拡大にも貢献することを目指しています。
Buyeeのさらなる展望
「Buyee」は、海外のお客様に対して日本の商品を手軽に購入できるよう、発展を続けています。多言語対応のカスタマーサポートや、海外発送に関する簡単な手続きにより、国際的なEC市場での強みをさらに強化する方針です。加えて、日本のECサイト事業者に向けては「Buyee Connect」という無償サービスを提供し、越境対応を低コストで支援しています。
まとめ
越境ECはますます多様化しており、消費者のニーズに応えるためには柔軟な配送オプションが不可欠です。Buyeeが導入した「FedEx International Economy」は、そのニーズに応える画期的なプランといえるでしょう。これにより、越境ECの利用促進が進み、国内企業の国際市場における競争力を高めることが期待されます。今後の展開に注目です。