ハイセンスジャパンが大阪・関西万博を盛り上げる
2025年4月13日から10月13日にかけて、大阪市此花区の人工島、夢洲で開催される大阪・関西万博。この博覧会は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、多様性を認め合い、持続可能な未来を目指すことを目的としています。このイベントに、ハイセンスジャパン株式会社が大画面テレビを無償で提供する運営参加サプライヤーとして協賛することが発表されました。
万博のテーマとハイセンスのビジョン
ハイセンスジャパンの協賛は、同社の企業ミッションである「世界中の誰もが願う、豊かで快適な生活」と、万博の理念が合致した結果として実現しました。ハイセンスの提供する大画面テレビは、地上波放送に留まらず、さまざまなエンターテイメントを楽しめる機能を備えています。
大画面テレビの特徴
提供予定の大画面テレビは、100型のモデルや人気のU7Nシリーズを含み、全てが4K解像度を実現しています。特に印象的な機能としては、スマートフォンの画面をテレビに映し出せる「スクリーンシェア機能」があります。これにより、来場者は自身のデバイスから直接コンテンツを楽しむことができるため、よりインタラクティブな体験を提供します。
設置場所と再利用計画
これらのテレビは、大阪・関西万博のフューチャーライフビレッジなど、複数のエリアに設置され、来場者に新たな体験を提供します。また、万博終了後にはサービスセンターでリファービッシュを行い、資源の再利用に努める方針です。こうした取り組みは、持続可能な社会の実現への一環として重要な意味をもちます。
大阪万博とは
大阪・関西万博は、184日間にわたって開催され、未来社会の実験場として、さまざまな展示やイベントを通じた情報発信が行われます。これにより、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた貢献が期待されています。
ハイセンスグループの歴史
ハイセンスグループは1969年に中国の青島で設立され、現在では全世界で約100,000人の従業員を抱えるまでに成長しています。2019年には会社設立50周年を迎え、2024年度には約4.5兆円の売上が見込まれています。テレビの分野では、中国市場でのシェアNo.1を誇る企業として知られています。
スポーツとエンターテインメントへの取り組み
ハイセンスはこれまでに、多くの国際的なスポーツイベントをサポートしてきました。2018年のFIFAワールドカップや2022年のカタール大会でも公式スポンサーとして名を馳せており、幅広いスポーツでの活動に力を入れています。最近では横浜DeNAベイスターズともスポンサー契約を結ぶなど、国内のスポーツ振興にも努めています。
まとめ
ハイセンスジャパンの大阪・関西万博における協賛は、家電業界の枠を超えた挑戦と、未来へのビジョンを持った重要な一歩です。新しい価値観を創出するこの機会を通じ、より多くの人々に「暮らしの楽しさ」を届けることを目指しています。