奈義町の菜の花
2016-03-11 13:00:02
奈義町で楽しむ菜の花の絶景と地元グルメの魅力を満喫しよう
春の訪れとともに、奈義町では菜の花が見事に咲き誇り、訪れる人々を魅了します。特にその広さは、東京ドーム3個分にも及び、那岐山を背景にしたその光景は、まさに自然が作り出すアートのようです。菜の花の見頃は4月中旬から始まり、現代美術館から那岐山に続く「シンボルロード」沿い約1kmにわたるエリアで、約15ヘクタールの田畑に黄色のじゅうたんを広げます。この花々の広がりは、澄んだ青空とのコントラストが非常に美しく、訪れた人に感動をもたらします。
「菜の花まつり」が開催される日には、奈義町自慢の地元グルメも楽しめます。牛肉の旨味がしっかり感じられる「なぎビーフ」や、甘味のあるほぼ100%が奈義町産の「おかやま黒豚」をはじめ、新鮮な地元の野菜や料理が並びます。家庭的な味わいの惣菜も多く、訪れた人にとってはまさに舌のごちそうとなるでしょう。これらのグルメは、奈義町の豊かな自然に育まれたものばかりです。
また、奈義町では、菜の花を圃場に漉き込み、緑肥として使うことで化学肥料を50%以上削減したお米「那岐山麓菜の花米」を創り出しています。「菜の花まつり」の会場ではこのお米を購入できるほか、その味わいも楽しむことができます。このような取り組みは、地域の環境への配慮も感じられ、都市で暮らす人々にも新たな価値を提供しています。
奈義町の見どころ
奈義町を訪れた際には、那岐山を忘れてはいけません。氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されるこの山は、四季折々の美しい自然に囲まれています。山の頂上からは360度のパノラマビューが広がり、晴れた日には大山や氷ノ山、日本海、さらには四国の山々までもが見渡せます。
那岐山の麓には「那岐山麓山の駅」があり、地元の特産品を購入できるショップや、地場の食材を活かした料理が味わえるレストラン、米粉パンを作る工房などが揃い、観光客が楽しめるセッティングが整っています。標高400メートルのこの地で、奈義町の豊かな自然や美しい景色を堪能できるスペースです。
さらに、国定公園に位置する古刹「菩提寺」内には、樹齢約900年のイチョウが育っており、西日本一の大樹とされています。この大樹は法然上人に由来し、国の天然記念物にも指定されています。
また、奈義町には現代美術館も存在し、ここは「Nagi MOCA」として親しまれています。世界的な建築家・磯崎新氏が設計したこの美術館は、巨大な作品が展示され、来館者はアートと建物との一体感を楽しめる体験型の施設です。
まとめ
奈義町は、見事な菜の花の景色に加え、地元グルメや自然の美しさ、そしてアートとの素晴らしい融合が魅力的な場所です。春に訪れる際はぜひ菜の花まつりを訪れて、奈義町の多彩な顔を体験してみてください。心に残る春のひとときを、お楽しみいただけることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
岡山県奈義町
- 住所
- 岡山県勝田郡奈義町豊沢306-1
- 電話番号
-
0868-36-4111