トランスコスモスが「健康経営優良法人2025」に認定
トランスコスモス株式会社は、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人認定制度」において、2025年3月10日に大規模法人部門での認定を3年連続で受けました。この制度は、地域の健康課題に即した取り組みを行い、特に優れた健康経営をしている法人を顕彰するものです。
健康経営への取り組み
トランスコスモスは、サステナビリティを基本方針として掲げ、従業員の健康を経営課題として位置付けています。2022年9月には「健康経営宣言」を行い、経営理念の一部分である「People & Technology」を基盤に、従業員を「無限の可能性を秘めた最大の資産」と考えています。
健康増進活動は、人事部や統括産業医、事業所の衛生管理者、労働組合、健康保険組合と連携しながら推進されており、2022年度からは全社的な推進体制へと移行しました。2023年度からは、さらなる健康増進に向けて、国の方針や過年度のデータを踏まえた具体的な目標値を設定して進めています。
SDGs委員会とESGへの対応
トランスコスモスは、代表取締役会長を委員長とするSDGs委員会を設置し、社会の課題や期待に応えるための体制を整えています。この委員会では、ESG(環境、社会、ガバナンス)を中心に活動し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目的とする基本方針が策定されています。
同社は、「お客様の満足の大きさが我々の存在価値の大きさ」という理念のもと、顧客と共に創造を進め、社会全体の「Well-being」を増加させることを目指しています。健康経営をはじめとする人的資本経営に積極的に取り組んでいく姿勢を示しています。
健康経営に関する情報の公開
トランスコスモスの健康経営に関する詳細な情報は、公式ウェブサイトで確認可能です。具体的な取り組みや実績、目標数値も公表されており、透明性のある企業運営が評価されています。
企業の背景
トランスコスモスは1966年に設立され、顧客企業の競争力を強化するサービスを提供しています。アジアを中心に36の国と182の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し続けています。また、世界中的なEC市場の拡大に伴い、顧客企業の商品やサービスを46の国と地域の消費者へ届けるグローバルECワンストップサービスを提供しています。トランスコスモスは、デジタル技術を活用し企業変革を支援する「Global Digital Transformation Partner」となることを目指しています。