ハブスポットのカルチャーコード、日本語版公開
ハブスポットは、企業文化の理想像を具体的に描き出す「カルチャーコード」の日本語版を発表しました。このコードは、企業が魅力的な文化を持つことで、優れた人材を惹きつけ、その潜在能力を引き出すことを目的としています。2013年に初めて英語版が公開された際には、なんと400万回以上の閲覧を記録。これを受けて日本市場でも同様の影響を期待し、日本語版を作成しました。
現在、私たちの働き方には大きな変化が起こっています。従来の年金に依存する価値観から、自己の充実感ややりがいを追求するものへとシフトしています。そして企業もまた、従業員が求める働き方を理解し、それに応えるべく努力しています。ハブスポットはこの流れに沿った形で、日本企業の生産性や従業員満足度を向上させることに貢献する考えです。
7つのカルチャーコード
ハブスポットのカルチャーコードは、以下の7つの要素から構成されています。
1.
使命と収益の両方に徹底的にコミット
- 企業としての目標とともに、利益を追求する姿勢をもつこと。
2.
顧客志向の長期的な視野で決断
- 短期的な利益ではなく、顧客の長期的な満足を優先する。
3.
常識破りの透明性を確保
- 業務の進行状況や意思決定の過程を開示し、信頼を築く。
4.
自律性と責任感を重視
- 各自が自分の行動に責任を持ち、自主的に仕事を進める。
5.
優れた人材の獲得に全力を注ぐ
- 最高の人材を見つけ、育てるために全力を尽くす。
6.
ユニークな発想を尊重し既成概念に挑む
- 環境の変化に対して柔軟に対応し、新たなアイデアを受け入れる。
7.
かけがえのない人生を大切にする
- 働くことだけでなく、人生全体の充実を重視。
これらの要素は、従業員が自身の働きがいを見つけ、企業としての共通認識を高めることに寄与します。
企業文化の重要性
ハブスポット共同創業者兼CTOのダーメッシュ・シャアは、企業文化が自ずと形成される一方で、いかに愛着を持てるものにするかがカギだと語ります。特に日本は、組織の調和を重んじる文化が深く根付いており、そこに「カルチャーコード」の価値観が加わることでより強固な企業体を築くことができるとしています。
日本の企業がこの「カルチャーコード」を参考にし、組織文化の重要性を見つめ直すきっかけとなることが期待されています。
ハブスポットについて
「Help millions of organizations grow better」をミッションに掲げ、クラウド型ソフトウェア(SaaS)を提供するハブスポット。マーケティングからセールス、サービスまでを一元管理できるプラットフォームを提供し、顧客との関係を深め、ビジネスの成長をサポートしています。日本法人は2016年に設立され、現在も成長を続けています。
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