BMW東京、アシストスーツ導入
2024-07-03 12:31:48

BMW東京がアシストスーツ導入!SUV比率増加による腰痛対策

SUVの増加が整備士の腰に負担!BMW東京がアシストスーツ導入



近年、SUV車の比率が上昇し、自動車のサイズも大型化しています。それに伴い、自動車整備士の作業負担、特に腰への負担が深刻化している現状があります。

株式会社イノフィスが製造・販売する外骨格型アシストスーツ「マッスルスーツ」は、そんな整備現場の課題解決に貢献するとして、BMW東京の3店舗に導入されました。導入されたのは、シリーズ最大補助力を誇る「マッスルスーツExo-Power®」と、軽量で機動性に優れた「マッスルスーツGS-BACK®」の2種類です。

# SUV比率上昇と整備士の負担



自動車整備士は、高度な技術知識と経験が必要とされる重要な職業です。しかし、少子高齢化による人材不足に加え、体力仕事ゆえの腰痛や膝痛による離職も課題となっています。

特にSUV車は、バッテリーやタイヤなど、大型で重量のある部品が多く、整備士の腰への負担が大きくなっています。バッテリーは30kg、ホイールは15~20kg、タイヤは25kgと、持ち上げや棚入れ作業は非常に重労働です。

# BMW東京がアシストスーツ導入を決めた理由



BMW東京は、スタッフからの要望もあり、数年前からアシストスーツ導入を検討していました。しかし、当時は高価なものが多く、導入には至りませんでした。

近年、人材不足や部品価格の高騰により、作業効率化が急務となっています。また、従業員の安全確保という観点からも、アシストスーツ導入は必須と考えられています。

BMW東京では、月間約3,000台の整備を行っており、採用が難しい状況です。そこで、アシストスーツ導入による作業効率化と従業員保護は、必要不可欠な投資と判断しました。

# スタッフからの好評



アシストスーツ導入後、スタッフからは「非常に役立っている」という声が多数寄せられています。特に、年配のスタッフからは好評で、若いスタッフも安心感を得ているとのことです。

BMW東京では、今後も適切なツールを導入し、従業員が働きやすい環境づくりを進めていく方針です。

# マッスルスーツについて



「マッスルスーツExo-Power®」は、圧縮空気を使用した人工筋肉により、27kgfの補助力を発揮します。重量物の持ち上げや中腰作業での腰への負担を軽減し、介護、農業、漁業、建築業、製造業など、様々な作業現場で活用されています。

「マッスルスーツGS-BACK®」は、軽量で機動性に優れ、歩く・しゃがむ・立ち上がるといった動作をサポートします。手荷役作業の負担軽減に効果を発揮します。

# アシストスーツは未来の労働環境を変えるか?



アシストスーツは、人材不足や高齢化が進む現代社会において、労働者の負担軽減と作業効率化に貢献する画期的な技術です。今後、様々な業界で導入が進み、働き方改革や労働環境改善に貢献していくことが期待されます。


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