アクト、宇宙ビジネス参入!インターステラテクノロジズに出資
2024年6月、サイバーセキュリティ事業などを展開する株式会社アクトが、民間ロケット開発・製造を行うインターステラテクノロジズ株式会社への出資を発表しました。アクトは、宇宙産業の将来性と経済安全保障の重要性に着目し、同社のロケット事業に貢献していく方針です。
インターステラテクノロジズは、2013年に設立され、既に18機のロケット製造・打上げ実績を誇る注目の企業です。国内初の民間企業単独による宇宙到達を成功させており、今後更なる事業拡大が期待されています。アクトは、同社のロケット事業が人工衛星を”輸送”するためのインフラとしての役割を果たすと考え、今回の出資を決定しました。
アクト代表取締役CEO 小林智彦氏のコメント
小林氏は、宇宙産業が日本の技術力と地理的特性を活かせる数少ない事業であると語り、経済安全保障の観点からも極めて重要な事業であると考えていると述べました。また、アクトは、サイバーセキュリティの専門知識を活かし、重要な技術や情報を扱うインターステラテクノロジズをサイバー攻撃から守る支援も検討しています。
インターステラテクノロジズ株式会社 代表取締役CEO 稲川貴大氏のコメント
稲川氏は、アクトからの出資に対し感謝の意を表し、開発と事業を加速させていくと意気込みを語りました。
アクトのサイバーセキュリティ事業
アクトは、堀江貴文氏とのタイアップで、企業経営者や情報システム関連の方々に向けて、YouTubeチャンネルでサイバーセキュリティ対策の重要性を啓蒙しています。また、同社のサイバーセキュリティ事業では、企業の”プライベートドクター”『セキュリティ かかりつけ医』やEDR+SOC『セキュリモ』などのサービスを提供しており、企業のセキュリティ課題解決を支援しています。
アクトの会社概要
アクトは1994年設立の企業で、社会のIT化に対応し、お客様に最適なソリューションを提供してきました。今後も、時代の先を見据えたITソリューションベンダーとして、安全で便利で変化に強い社会の実現に貢献していくとしています。
まとめ
今回のアクトによるインターステラテクノロジズへの出資は、アクトの宇宙事業への本格参入を意味する重要な一歩です。アクトのサイバーセキュリティ技術が、宇宙産業の発展に貢献していくことが期待されます。