100店舗超のピラティス専門スタジオがAI姿勢分析導入の新展開

100店舗を超える女性専用マシンピラティススタジオの革新

フィットネス業界が進化し続ける中、特に注目を集めているのが、女性専用のマシンピラティス専門スタジオ「pilates K」です。このスタジオは、2025年7月までに100店舗を開設する計画を掲げ、着実に成長を続けています。その成果が見える中、最近、AI姿勢分析システム「カルティシセイカルテ」を導入しました。これにより、さらなる顧客の関心を引きつける試みが進められています。

AI導入の背景

「pilates K」を運営する株式会社LOIVEは、店舗拡大に伴い、新規顧客の獲得に難しさを感じていました。特に新店舗のオープン時に、マシンピラティスを始めることへの不安を抱える方が多く見られました。そこで、既にシニア層向けのスタジオ「ノビーストレッチ」で導入し効果を上げた「シセイカルテ」を踏まえ、ニーズの高い若年層の関心を引きつけるための手段として採用が決定されました。

シセイカルテの活用とその効果

「カルティシセイカルテ」とは、タブレットを使って数枚の写真を撮影するだけで、AIが姿勢を分析し、その結果をスコアやグラフとして可視化するシステムです。このシステムの導入により、顧客は自身の身体の状態を直感的に理解できるようになります。実際にて、スタジオで体験したお客様からは、「自分の姿勢を確認でき、どの部分を改善すべきかがひと目でわかりやすい」と好評を得ています。さらに、スタッフからも「未来の姿勢や歩行時の姿勢まで視覚化できるため、個別のアドバイスがしやすくなった」との声があがっています。

導入早々からこのシステムは、ピラティスに対する興味を引き起こす強力なツールと化しました。顧客は、自身の今の身体の状態を踏まえ、今後目指したい理想的な身体についての話し合いが可能になります。

今後の展望

株式会社Sapeetは、今後もこのシステムを利用して、顧客体験を一層向上させるために取り組み続けます。また、LOIVEの事業拡大にも寄与し、二社の協力により、フィットネス業界のさらなる進化をサポートすることを目指しています。

「カルティシセイカルテ」は、健全な生活を追求する現代人にとって、身体に関する理解を深める手助けとなることでしょう。生活習慣病や姿勢に興味がある話題が多く、今後ますます重要な役割を果たすことが期待されます。