アジャイルHRとサイコム・ブレインズが協業
株式会社アジャイルHRとサイコム・ブレインズが共同で、企業のエンゲージメント向上に寄与する新しいサービスの提供を開始しました。アジャイルHRは、人的資本経営を推進する企業で、従業員のパフォーマンスやキャリアマネジメントを重要視しています。一方、サイコム・ブレインズは、豊富な人材育成の実績を持つ企業です。この2社の協業により、企業や団体における人材のエンゲージメントが高まることが期待されています。
人的資本経営の重要性とエンゲージメント
現代の企業経営では、人的資本経営に対する関心が急浮上しています。この中で「エンゲージメント向上」は特に重要なテーマとして位置づけられています。従業員エンゲージメントが高まることで、離職率の低下やパフォーマンス、さらには生産性の向上が見込まれます。エンゲージメントは、企業の人材マネジメントの力量を測る指標とも言われており、そのスコアが企業の成長を左右することが多いのです。
近年、多くの企業が従業員エンゲージメントの測定に取り組み始めています。しかし、スコアが低い理由を分析し、課題を特定することに加え、エンゲージメント向上のための実行可能なアクションを計画するのは簡単ではありません。予算や人員の問題から手がつけられない企業も多いのが現状です。これらの課題を解決するために、アジャイルHRとサイコム・ブレインズが手を組みました。
新たなエンゲージメント向上プログラムの開発
彼らが共同開発したのは、全従業員が参加できるエンゲージメント向上プログラムです。これは、組織内で働く従業員のエンゲージメントを効果的に測定し、阻害要因を明確にした上で、各自がエンゲージメントの重要性を理解し、実践的な解決策を学ぶ機会を提供します。このプログラムですが、従業員はワークショップを通じて自組織のエンゲージメント向上のために具体的に何が必要かを学んでいきます。
アクションを取ることが成功の鍵であるため、このプログラムでは、エンゲージメントを測定し、その結果をもとに実行可能な施策を創出するプロセスが組み込まれています。そのため、エンゲージメントを測るだけでなく、その後のアクションに結びつけることができるのです。
このプログラムの意義
アジャイルHRとサイコム・ブレインズの協業によって、新たな価値提供が期待されます。特に経営者や人事担当者にとって、このプログラムは非常に魅力的です。組織のエンゲージメントに課題を抱える方々は、ぜひこの機会にプログラムを検討してみてください。
また、2025年1月23日にはこの新サービスを紹介するセミナーも予定されています。エンゲージメント向上のための施策や、エンゲージメントに影響を与える要因を特定する調査についても詳しく説明される予定です。
企業の変革に向けて
VUCA(不安定・不確実・複雑・曖昧)な時代には、企業経営において「人材」をどう活用するかが問われています。従業員エンゲージメントを高めることは、組織のパフォーマンスを向上させるために不可欠な要素です。肌感覚で取り組むことも大切ですが、信頼性の高いサーベイ調査を利用することで、より正確なデータをもとにした意思決定が可能になります。このため、アジャイルHRが共同開発した「A&Iエンゲージメント標準調査」は重要な役割を果たします。
信頼性の高いデータをもとに、現在のエンゲージメント状況を把握し、必要な施策を実行することで、組織の未来を切り開くことができるでしょう。エンゲージメントの測定から実行へと進めることが、成功への第一歩です。