ナイスとリエネが再エネ供給スキームを導入
2026年7月より、ナイス株式会社と株式会社リエネが協力し、FIT特定卸制度を活用した新しい「再エネ供給スキーム」を導入することが決まりました。この取り組みは、ナイスが千葉県木更津市に所有する「木更津物流センター太陽光発電所」で生み出される再生可能エネルギーを供給するものです。
取り組みの詳細
この新しいスキームでは、木更津物流センターで発電された電力と、その電力が持つ環境価値を証明する FIT非化石証書をトラッキングし、リエネがその電気を「リエネでんき」としてナイスの本社ビル等へ供給します。これにより、ナイスは物理的に離れた FIT発電所で生み出された電力を、自社の拠点で利用することが可能になります。このモデルは、実質的な自家消費を実現し、エネルギーのグループ内循環と環境負荷の低減の両立を目指します。
環境への貢献
ナイスはこの取り組みを通じて、今後も再生可能エネルギーの利用を積極的に推進することで、温室効果ガスの排出量削減に寄与することを目指しています。脱炭素社会の実現に向けて、さまざまな事業活動を通じて環境への負荷を低減していく方針です。
FIT特定卸制度とは
FIT特定卸制度は、発電事業者と小売電気事業者が事前に合意した上で、一般送配電事業者が買い取った電力を小売電気事業者が特定の発電所から調達できる制度です。この制度の利用により、再エネの生産と消費の流れがより効率的に運営されることが期待されています。
ナイス株式会社について
ナイス株式会社は、木材流通を起源とした企業で、住宅や建築物の木造化を推進し、国内の森林資源の循環利用に取り組んでいます。また、省エネ商品やサービスを提供することで、温室効果ガスの排出削減にも貢献しています。自社の温室効果ガス排出量は、社有林「ナイスの森」が吸収しており、2024年3月期には2期連続でカーボンニュートラルを達成しました。
株式会社リエネについて
リエネは、2021年に設立された再生可能エネルギー事業を中心にした企業で、2022年12月には小売電気事業者の登録を受けました。再エネ発電所からの電力供給を行い、2024年には特定卸供給事業者としても登録される予定です。リエネは多様なプランを用意し、法人向けの電力供給サービス「リエネでんき」を展開しています。
まとめ
ナイスとリエネの新しい再エネ供給スキームは、持続可能な未来に向けた大きな一歩です。この取り組みは、企業が環境に配慮した行動を取ることで、地球温暖化への対策に寄与するだけでなく、消費者にもその重要性を伝える良い機会になるでしょう。未来のエネルギー市場における変革を象徴するこのスキームの進展に、今後も注目していきたいと思います。