JTOWERが「GREEN×EXPO 2027」で通信環境整備に着手
株式会社JTOWER(代表取締役社長:田中 敦史、本社:東京都港区)は、2027年に行われる国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」において、インフラシェアリングを通じて通信環境の強化を図ることを発表しました。
GREEN×EXPO 2027の概要
2027年3月19日から9月26日までの約6か月間、神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設で開催される「GREEN×EXPO 2027」。この博覧会は、1990年の大阪以来の最高位の国際園芸博覧会となり、テーマは「幸せを創る明日の風景」。参加者数は1,500万人を見込んでいます。
JTOWERの役割
JTOWERは、今回の博覧会において屋外タワーシェアリングの推進役として選定されました。これにより、携帯キャリアと連携し、屋外通信設備の設計から建設、保守運用までを一貫して行う予定です。屋外タワーシェアリングは、基地局用の鉄塔やコンクリート柱をJTOWERが所有・運用し、他の通信事業者に利用可能とする仕組みです。この方法によって、設備投資や運用保守コストを大幅に削減できるほか、工事作業の負担を軽減し、環境への配慮も図られます。
環境に配慮した設計
特に注目されるのは、博覧会会場内での調和を考慮した独自のコンクリート柱の採用です。これにより、周りの植物と調和するデザインが実現されるほか、監視カメラの設置を検討することで、多機能なポールとしての役割を果たすことも期待されています。
今後の計画
JTOWERは、2026年秋のサービス開始を目指し、通信設備設置に向けた具体的な協議を携帯キャリアと開始します。これに伴い、2020年から本格化した屋外タワーシェアリング事業のさらなる拡大が見込まれています。同社は、約7,200本以上の通信鉄塔を運用しており、通信インフラの整備に貢献してきました。
JTOWERのビジョン
JTOWERは、インフラシェアリングのパイオニアとして、国内外で数多くの技術や知見を活かし、デジタル社会の発展に寄与することを目指しています。「日本から、世界最先端のインフラシェアリングを。」をビジョンとし、新たな通信インフラの形を模索しています。
会社概要
- - 名称: 株式会社JTOWER
- - 設立: 2012年6月
- - 本社所在地: 東京都港区南青山2-2-3
- - 代表取締役社長: 田中 敦史
- - URL: JTOWER公式サイト
JTOWERの革新的な取り組みは、皆様に新たな通信環境を提供し、2027年の博覧会を成功へと導くことでしょう。