東京工業大学が主催する中分子創薬セミナー
2022年1月18日(火)、東京工業大学は「IT創薬技術と化学合成技術の融合による革新的な中分子創薬フローの事業化」と題した成果報告会をオンラインにて開催します。これは、次世代創薬の一環として、特にペプチド医薬や核酸医薬に焦点を当てた非常に社会的な期待が大きい分野を扱っています。
このセミナーは、一般の参加者、大学関係者、政府、企業の関係者など、幅広い層に向けて開催されるため、特に産学官金連携によるイノベーション創出に興味がある方々にとって実りあるものになるでしょう。参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。申込期限は2022年1月12日(水)17時に設定されており、公式ウェブサイトからの申し込みが求められています。
開催背景
東京工業大学は2017年に中分子IT創薬研究推進体(MIDL)を設立し、国と連携して中分子創薬の先進的な技術を育成しています。その活動の一環として川崎市とのコラボレーションにより、「IT創薬技術と化学合成技術の融合」による新たな創薬フローが構築されています。この取り組みは、文部科学省の地域イノベーション・エコシステム形成プログラムの支援を受けており、地域と大学の連携による新産業創出を目指しています。
セミナー内容
セミナーは13:30に開始し、さまざまな講演や成果報告が行われます。
益 一哉(東京工業大学 学長)
梅原 弘史(文部科学省)
舛屋 圭一(ペプチドリーム株式会社)
井上 貴雄(国立医薬品食品衛生研究所)
講演後は、成果の発表が行われ、AI技術やシミュレーション技術を活用したペプチド創薬に関する研究、また核酸創薬に関連する人工核酸の技術開発などが報告されます。
参加申し込み
参加を希望される方は、公式ウェブサイト(https://middle-molecule2022.jp/)にて必要事項を入力し、申し込みを行ってください。申込受付後、2022年1月13日(木)にウェビナーの詳細情報がメールで送信されます。
この機会に是非、中分子創薬に関する最新情報を学び、新たなビジネスや研究へのヒントを得てください。多くの皆様のご参加をお待ちしています!