小久保製氷が送り出す熱中症対策教材
「未来クリエーター氷の”冷やすチカラ”にどきどき」は、子どもたちに熱中症の危険性を知ってもらい、それに対する正しい対策を学んでもらうことを目的に小久保製氷冷蔵株式会社が制作した副教材です。この教材は2025年から本格的に小学校4年生から6年生を対象に、全国の小学校に無償で配布される予定です。毎年100,000部を配布し、すでに2023年には53,000部が用意されています。
目的と内容
小久保製氷は、「氷」の特性を活かした熱中症対策やスポーツアイシングの重要性を広めるため、この教材を企画しました。教材には、熱中症に関する基本的な知識だけでなく、日常生活に役立つヒントや「ロックアイス®」を使った冷却方法が詳しく述べられています。具体的には、以下の内容が含まれています。
- - 氷の特性とその効果
- - スポーツ後の疲れやケガへの効果的な用途
- - 熱中症予防のための対策方法
- - 自宅でできる熱中症対策ドリンクのレシピ
また、教材には「氷のキャラクター」絵画コンテストの案内もあり、子どもたちがオリジナルの氷キャラクターを描いて応募することができる点も魅力的です。受賞者は2025年10月以降に公式ホームページにて発表される予定です。
地域貢献につながる取り組み
小久保製氷はKOKUBOグループの一員として地域貢献にも積極的です。中学校との交流授業、全国の小学校への書籍寄贈、さらには熱中症対策を訴求する冊子の配布などを通じて、氷の「冷やすチカラ」を活かした社会貢献に取り組んでいます。また、八千代市内の小学校や中学校にも「ロックアイス」を提供し、具体的な熱中症対策にも役立てていることが報告されています。
KOKUBOグループの沿革と展望
小久保製氷冷蔵は1973年に「かちわり氷」を「ロックアイス®」ブランドで販売を開始し、2023年にはその誕生50周年を迎えました。このブランディングは、さまざまなシーンでの用途を広げることを目的としており、アウトドアやホームパーティー、さらにはスポーツでの使用など、氷の新たな価値を提案しています。今後もKOKUBOグループは氷を通じた多様な活動を行い、豊かな食文化の創造に貢献することを目指しています。
今後の展開
今後はこの副教材を通して、全国の小学生に熱中症の知識を流布するだけでなく、さらなる地域貢献の取り組みも進めていく予定です。小久保製氷の「冷やすチカラ」を知って、日常生活やスポーツに活かすことができるよう、子どもたちの関心を引き、教育に役立つ形での展開を目指します。