残暑の時期を快適に過ごすための一冊
厳しい夏が続く中、料理への意欲が下降してしまうのは仕方のないことです。特に、長引く残暑ではなおさらです。そんな中、株式会社大和書房が2025年8月20日にリリースするレシピ本『何もしたくない日のまだなつレシピ』が注目を集めています。これは「五季そうさまプロジェクト」に基づいて企画されたもので、猛暑を楽しく乗り越えるためのレシピ48品を収録しています。
「五季そうさまプロジェクト」とは?
気候変動の影響で、今の日本では夏が長引き、9月や10月下旬になるまで暑さが続くようになっています。人々は「まだなつ症」という言葉で、気分が沈みがちになることや、食欲がなくなる現象を表現しています。このプロジェクトでは、そんな心身の影響を軽減するために、簡単に作れるレシピを提案しています。料理家の東山広樹氏が監修に携わったことで、誰でも簡単に試せる料理が満載です。
料理しやすさが際立つ4つの特長
このレシピ本は、料理を簡単にするために4つの特長を持っています。
1.
極力火を使わない: 可能な限りコンロやIHを避け、簡単に調理できるように工夫されています。
2.
買い物いらず: あらかじめ備蓄しておきたくなる缶詰や長持ちする野菜を使用しているため、材料の調達が楽です。
3.
ひんやりとした食感: 暑い夏でもさっぱりと楽しめるメニューが揃っています。
4.
食欲を刺激する: 酸味や香りを利用した料理が多く、食欲を増進してくれる工夫がされています。
シンプルな調味料で無限の可能性
特別な材料や道具は必要ありません。必要な調味料はたった9つ。これだけで料理の幅が広がります。
- - 和風だしの素
- - 鶏がらスープ(顆粒)
- - コンソメ(顆粒)
- - オリーブオイル
- - 酢
- - おろししょうが
- - ぽん酢しょうゆ
- - 一味唐辛子
- - ごま油
アレンジしたそうめんレシピ
たとえば、マンネリ化しがちなそうめんをアレンジして豪華な一皿に変身させるレシピも充実しています。
- - 黄柚子のそうめん
- - とうもろこしそうめん
- - とろとろなすの焼きびたし冷そうめん
- - トマトそうめん
- - オクラだしそうめん
- - 冷やしカレーそうめん
このように、シンプルながら多彩なアプローチで食卓を彩ります。
多彩なカテゴリのレシピ
本書は5つのチャプターに分かれており、料理のバリエーションを豊富にしています。
- - Chapter 1: 手軽に作れてつるつるいける麺類
- - Chapter 2: できるだけ火を使わず一皿で完結ごはん
- - Chapter 3: 白ごはんにこれだけで満足完全おかず
- - Chapter 4: もう一品欲しい副菜はこれで決まり
- - Chapter 5: まだなつ季を乗り切る冷製スープ&汁物
著者紹介
「五季そうさまプロジェクト」は、気候変動の影響で「四季」が「五季」へと変化する中、より快適な生活を提案するために立ち上げられました。
監修を担当した東山広樹氏は、汁なし担々麺専門店『タンタンタイガー』の創業者で、多くの料理に精通しています。
書籍概要
- - 書名: 何もしたくない日のまだなつレシピ
- - 編集: 五季そうさまプロジェクト
- - 監修: 東山広樹
- - 発売日: 2025年8月20日
- - 判型: A5判
- - 頁数: 144
- - 価格: 1500円(税込)
- - 発行元: 株式会社大和書房
猛暑を乗り切るための一冊として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。