Wi-Fiセキュリティ監視ソリューション「WiSAS」
2025年8月、株式会社スプライン・ネットワークは、株式会社コスメディアとの間で、クラウド型フルマネージドWi-Fiセキュリティソリューション「WiSAS」についての販売パートナー契約を結んだと発表しました。この革新的なサービスは、特に現在社会において急速に進化しているWi-Fiのセキュリティを強化するために設計されています。
背景:Wi-Fiセキュリティの重要性
2018年以降、Wi-Fiデバイスやネットワークの拡大に伴い、脅威も多様化しています。特にハッキングや情報漏洩といったリスクが高まる中で、企業と社会インフラがさらされる危険性が増しています。この現状を踏まえ、政府はWi-Fiセキュリティの対策を積極的に提唱し始めています。
このような背景の中、コスメディアはITコンサルティングや金融アプリの開発、ITインフラの構築において高い評価を得ている専門企業であり、WiSASの販売パートナー契約のひとつの目的は、こうした新たな脅威から企業を守ることです。
コスメディアのメッセージ
コスメディアの代表取締役社長、田中斎氏は「1986年の創業以来、私たちは高い信頼性とセキュリティが求められる分野でICTサービスを提供してきました。無線LANの浸透と共に、見えないリスクが業務に影響を与えることが深刻になっています。WiSASは、こうしたリスクをリアルタイムで検知し、迅速に対処できる革新性を備えています」と語ります。
ここで、彼が言う「見えないリスク」とは、業務用端末の脆弱性や私物デバイス、未確認のアクセスポイントが企業ネットワークへの侵入を招く可能性を指しています。
スプライン・ネットワークの視点
スプライン・ネットワークの代表取締役社長、雪野洋一氏は、「金融・通信業界における高い信頼性と専門性を有するコスメディアとのパートナーシップは、利用者が増加し続けるサイバーテロの脅威に立ち向かうための重要な一歩です」と述べています。
今後、この共同作業が企業や社会に安全で安心なWi-Fi環境の構築に貢献することが期待されています。
WiSASの機能と導入実績
WiSASには、環境スキャンや脆弱性診断を含む診断分析ソリューションがあり、さらに常時監視サービスも提供されています。この常時監視は年間契約で行われ、Wi-Fi環境を365日24時間体制で守ります。
導入実績としては、官公庁や独立行政法人、金融システム開発会社など多岐にわたる業種が挙げられています。これにより、WiSASはさまざまな分野でセキュリティ強化を図っています。
まとめ
Wi-Fiセキュリティの向上は企業にとって不可欠であり、「WiSAS」はその解決策の一つとして新たな期待を寄せられています。コスメディアとスプライン・ネットワークの強力なパートナーシップにより、安全かつ安心なネットワーク社会の実現に向けた取り組みがさらに進んでいくことが期待されます。
お問い合わせ
株式会社スプライン・ネットワーク
WiSAS(ワイサス)事業部
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町1-8 Syla Daikanyama 6F
TEL:03-5464-5468
FAX:03-5464-5458
Email:
[email protected]