震災復興の新たな一歩
能登半島は令和6年の地震と豪雨によって大きな被害を受けました。避難所生活を強いられる子どもたちが多く、地域の支援が急務となっています。 そんな状況を受け、ナイスモバイル株式会社が手を差し伸べました。当社は、今年の春に実施した寄贈式で「All in One Meeting Board」を6団体へと提供しました。この取り組みは、ICT機器を通じて災害後の子ども支援を強化することが目的です。
寄贈の概要
2025年4月11日、石川県金沢市にある金沢市長土塀青少年交流センターで行われた寄贈式には、多くの方が集まりました。今回寄贈されたのは、MAXHUBの「All in One Meeting Board V5 Cシリーズ 75型」6台です。寄贈先の団体には、一般社団法人YOUTH PACE、NPO法人ガクソー、NPO法人じっくらあとなど、北陸地方で子ども支援に取り組む団体が含まれています。
被災地の現状
年の初めには、約100名の子どもたちが避難所での生活を続けており、これまで家庭や学校の環境が大きく変わりました。このような状況下で、子どもたちの心のケアと「居場所づくり」が重要です。内閣府の調査においては、約20人に1人が「居場所がない」と感じる現実があります。特に、災害に遭った子どもたちは、より一層そのような孤独感に苛まれています。
ICT機器による支援
ナイスモバイルが寄贈した電子黒板は、団体間の協力を強めるために活用されます。YOUTH PACEのセンター長、諸田悠真さんは、この設備が高校生同士の交流を促進したり、イベント時に役立ったりする点を強調しました。オンライン交流の機会を提供することで、各団体が連携を強化し、新たな可能性を広げることができます。
企業の思い
ナイスモバイル株式会社の社長、高学軍氏は、災害支援の輪が広がることを切に願っています。被災した子どもたちが孤独を感じやすく、その支援を強化するために、この電子黒板が役立つことを期待しています。もしもこの寄贈が、被災地の子どもたちにとってより良い居場所につながればと考えています。
MAXHUBの商品について
MAXHUBは、インタラクティブホワイトボードを提供するブランドであり、国内外で高いシェアを誇ります。この製品は、教育の場においても業務の場でも活用でき、直感的な操作が可能で、オンライン授業との連携も簡単に行えます。特に大画面を用いた授業や会議シーンでの活躍が期待されています。
今後の展望
この寄贈によって、より多くの子どもたちが安心して過ごせる居場所が生まれることを期待しています。ICT機器を通じた支援は、復興活動における新しい形を示すものと言えるでしょう。ナイスモバイルは今後も、復興支援に貢献してまいります。