株式会社翔泳社が2024年10月23日に出版した書籍『事業構想を「書く」 ビジネスモデルを可視化し新規事業開発を加速させるフレームワーク』が、好評を受けて重版されました。本書の目的は、新規事業開発の難しさを乗り越えるために、事業構想を「書く」ことの重要性を示すことです。著者の堀雅彦氏は、これまでに100以上の新規事業開発プロジェクトに関わってきた実績を持ち、その知見を本書に詰め込んでいます。
この書籍は、紙一枚でコンセプトや戦略、さらには利益のつながりを理解するためのフレームワークを提供します。ビジネスモデルを文章として整理することで、思考が整理され、新たな気づきが得られます。「抽象と具体」や「部分と全体」を行き来しながら、関係者を巻き込んで実社会での成功を目指すビジネスモデルを構築する手助けとなるのです。
書籍の内容は、顧客層の特定から競合の分析、利益を生むメカニズムの把握まで、多岐にわたり、新規事業開発に必要な具体的な問いに対する答えを丁寧に解説しています。具体的には、「顧客は誰か」「どのような課題を解決するか」「競合はどのように分析するか」など、ビジネスモデルの構築に欠かせない質問に真摯に向き合っています。
また、Amazonなどの各書店でもランキング上位を獲得しており、その人気はうなぎ登りです。特に、Amazonの経営戦略カテゴリで1位(2024年9月19日調べ)、有隣堂アトレ恵比寿店での総合1位(2024年10月20日~10月26日)など、多くの書店で注目を集めています。
本書は、新規事業または事業再生の責任者や担当者、さらには企業の経営者やマネジメント層にとって非常に役立つ一冊です。プロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーに加え、事業支援を行うコンサルタントにも多くの知見を提供します。
書籍詳細
『事業構想を「書く」 ビジネスモデルを可視化し新規事業開発を加速させるフレームワーク』
著者:堀 雅彦
発売日:2024年10月23日
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
判型:A5・288ページ
購入先:
翔泳社の通販 SEshop
Amazon
目次概要
1. 事業構想を「書く」アプローチの全体像
1. なぜ新事業開発はうまくいかないのか
2. 事業構想フレームワーク「バリューデザイン・シンタックス」
2. コンセプトを書く
3. コンセプトをつくる
4. 顧客を決める
5. 課題を設定する
6. 手法・価値を見つける
3. 戦略を書く
7. 競合をとらえる
8. 競争環境を把握する
9. 優位性を見出す
4. 利益モデルを書く
10. 収益性と向き合う
11. コスト構造をつかむ
12. 収益モデルをつくる
5. バリューデザイン・シンタックスの実践
13. VDSの書き方
14. VDSの活用方法
書籍を通じて、新規事業開発の組織全体にわたる理解と実行力を高め、企業の未来を切り開いていく手助けになることを願っています。