テクノアの生産管理システムがクラウドサービス認定を取得
2024年10月10日、株式会社テクノア(本社:岐阜県岐阜市)が開発した生産管理システム『TECHS(テックス)』シリーズが、一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA)から「クラウドサービス認定」を受けました。この認定は、テクノアが展開する中小製造業向けのITツールが、安心して利用できることを示しています。
認定された製品
テクノアの『TECHS』シリーズには、専門的ニーズに応えるため、以下の2つの製品が認定されています。
1.
TECHS-S NOA(テックス・エス・ノア)
特に個別受注型の機械や装置業向けに設計されています。
2.
TECHS-BK(テックス・ビーケー)
多品種少量生産を行う部品加工業向けのシステムです。
これらの製品は、受注から出荷までの業務を一元管理し、プロセスの可視化を実現することで、経営の効率化を後押しします。
クラウドサービス認定の意義
クラウドサービス推進機構は、中小企業が安心して利用できるクラウドサービスを認定するプログラムを運営しています。この認定は、クラウド技術がもたらすデジタル化の利点を中小企業にも普及させるために設立されました。これまでに48社54サービスが認定を受けており、テクノアもその仲間入りを果たしました。
テクノアの製品は、特にデジタル化の経験が少ない企業でも使いやすい設計になっています。導入時の支援体制も整っており、自社の運用レベルに合わせたカスタマイズやサポートが受けられます。
中小製造業におけるクラウド利用
現在、クラウドサービスの利用が進んでいるにもかかわらず、中小製造業のクラウド利用率は11.6%にとどまっています。この背景には、導入に対する不安や情報不足があります。テクノアは、過去30年にわたり中小製造業のニーズに応え続けてきた経験を生かし、クラウド環境での生産管理を推進しています。
2024年には、テクノアのユーザーの約7割がクラウド環境を選択しているという調査結果も報告されています。
今後の展望
テクノアは今後も生産管理システム『TECHS』シリーズのクラウド化を進め、中小製造業の業務改善に寄与することを目指しています。
企業理念である「縁があった企業や人々を幸せにする」を実践し、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するため、さらなるサービスの拡張を図る計画です。
製品に関する詳細情報はそれぞれの製品サイトで確認できます。
会社概要
株式会社テクノアは、岐阜県岐阜市に本社を構え、1985年に設立されました。中小製造業向けの各種パッケージソフトを提供し、IT経営コンサルティングや伴走支援型サービスを通じて、顧客のDX実現に貢献しています。
代表取締役の山﨑耕治氏のもと、テクノアは日本で最も『ありがとうの声』が届くIT企業になることを目指しています。
公式ウェブサイト:
テクノア