多摩市でアーネストキャリアがWeb制作教育プログラム開始

アーネストキャリアが多摩市にて新たな取り組みを開始

東京都多摩市に位置する障がい者の就労移行支援事業所、アーネストキャリアが新たにWeb制作に特化した教育プログラムの提供を始めました。このプログラムは、ソフトバンクグループの関連会社であるSBヒューマンキャピタルとの提携によって実現され、障がい者がスムーズに一般企業へ就労できるよう、多くの選択肢を提供するものです。

障がい者雇用の現状と課題

一般企業への就労を希望する障がい者の方々には、適切な支援が求められています。しかし、既存の就労移行支援事業所単独では人員不足が影響し、十分な支援が難しいことが課題でした。そのなかで、アーネストキャリアは人材系企業とのアライアンスによって、この問題を解決しようとしています。この努力によって、より多くの障がい者に職業選択の幅を広げていくことが可能になるのです。

Web制作教育プログラムの注目ポイント

新たに提供されるWeb制作教育プログラムには、特に求人ニーズが高まっているスキルに着目した教育カリキュラムが組まれています。特に注目すべきは、マムズラボに所属するママクリエイターがこのプログラムに関与している点です。彼女たちはカリキュラムの制作や講師としてオンラインでのサポートを行い、障がい者が効果的にスキルを身につけることをサポートします。

さらに、このプログラムは「Webデザイン」「コーディング」「プログラミング」といった実践的なスキルに特化した内容となっており、障がい者が求められる職場環境で直面する課題を軽減する手助けをしています。この取り組みによって、障がい者が持つ能力を最大限に引き出し、就労のチャンスを広げることを目的としています。

SBヒューマンキャピタルの役割

SBヒューマンキャピタルは、「働く」を変えるという理念のもと、転職支援サービスや各種人材関連の事業を展開している企業です。2016年に設立されたマムズラボでは、約80名のフリーランスママが在宅型でマーケティングやクリエイティブ業務を手がけ、70件以上のプロジェクトに携わってきました。この豊富な経験を基に、アーネストキャリアはWeb制作の分野において特化した人材育成を進めています。このようにSBヒューマンキャピタルは、アーネストキャリアの新たな取り組みにおいて重要なパートナーシップを築いています。

アーネストキャリアの施設概要

アーネストキャリアの所在地は東京都多摩市永山1-5、ベルブ永山の6階に位置し、月曜日から金曜日、営業時間は午前9時30分から午後6時30分までとなっています。不明点や詳細についてのお問い合わせは、電話042-313-7950までお気軽にどうぞ。

これらの新しい試みを通じて、アーネストキャリアは障がい者が自立した職業生活を送るための支援を引き続き行っていきます。