ドローンショーサービスの開始
一般社団法人日本ドローンビジネスサポート協会は、ドローンショー事業を手掛ける株式会社White Crowとの業務協力を発表し、新たにドローンショーサービスの取扱いを開始することを明らかにしました。この協力により、全国各地のイベントや花火大会でのドローンショーの実施が可能となります。
業務協力の背景
近年、ドローンショーは、夜空の中で数百機のドローンが光の演出を行う新しい形のエンターテイメントとして注目を集めています。このようなショーは、従来の花火大会に代わる話題性を持ち、自治体や企業のイベントでの導入が進んでいます。
日本ドローンビジネスサポート協会は、これまで空撮や点検、運搬などの分野でドローンビジネスを支援してきましたが、ドローンショーのようなエンターテイメント領域には関与していませんでした。一方、株式会社White Crowは関西を拠点に数多くの成功事例を持つ企業であり、独自の演出力で様々なイベントを盛り上げています。
事業協力の詳細
業務協力は2025年12月から開始され、協会は主にドローンショーサービスの取扱いを担当します。具体的な役割は以下の通りです。
- ドローンショーの企画、制作、運営を行い、安全管理や法規制対応も担当します。
- 全国ネットワークを活用してサービスの営業を行い、地域の自治体と連携。運営に必要な人員の支援も行います。
人員支援の重要性
ドローンショーには、多数の専門技術者や運営スタッフが必要です。特に、安全管理や機体の設置、運搬など任務をこなすためには経験豊富な人材の確保が鍵となります。
日本ドローンビジネスサポート協会は、全国130拠点に所属する実績豊富なパイロットやスタッフを動員する計画で、スムーズな運営体制の構築を目指します。
事業協力の利点
この業務協力は、両社にとって多くのメリットをもたらします。
- - 株式会社White Crowにとっての利点は、全国に広がる130拠点のパイロットネットワークを利用できること。これにより、地方イベントでも確実にドローンショーを提供できる体制が整います。
- - 協会にとっても、新たなエンターテイメントサービスが加わることで、事業範囲が広がり、会員および顧客への提供価値が向上します。
将来の展望
日本ドローンビジネスサポート協会は、協力体制を活用してドローンショーサービスを全国的に展開し、地域の祭りや企業イベントなどで感動的な空中パフォーマンスを提供していく一定の計画があります。
企業紹介
【株式会社White Crow】は、最新技術を応用した空中パフォーマンスを展開するクリエイティブカンパニーです。代表取締役の堀内亜弥氏は、「あなたの想い、一粒万倍に。」をスローガンに、独自のストーリーある演出を提供しています。
一方、日本ドローンビジネスサポート協会は、岡山県岡山市に本拠を置き、全国的にドローン関連業務を支援している団体です。無人航空機の国家資格登録講習機関など、多岐にわたるサービスを展開しています。
今後のドローンショーサービスの展開に期待が高まります。