増える不登校への新たな支援
近年、子どもたちの不登校や行き渋りが深刻な問題となっています。文部科学省の調査によると、2023年度には不登校の小・中学生が約35万人に達し、過去最多を記録しました。この状況を受け、CKCネットワーク株式会社は「第4回子どもに寄り添う保護者の会」を2025年8月30日(土)にオンラインで開催することを発表しました。このイベントは、不登校に関するさまざまな悩みを共有し、互いに支え合う場を提供することを目的としています。
イベントの概要
この保護者会は、オンラインプラットフォームであるZoomを通じて実施され、顔出しなし・声出しなしで参加が可能です。日時は2025年8月30日(土)の11:00から12:00までで、「家庭学習のオンラインサポートの選び方」「出席・進路について」「参加者による悩みの共有」といった内容が予定されています。参加申し込みは公式サイトからでき、締切は8月29日(金)です。
不登校の実態
不登校の原因はさまざまですが、特に勉強の遅れや進学に対する不安が多くの生徒に共通して見られます。「令和2年度不登校児童生徒実態調査」では、約74%の中学生が勉強に対する不安を抱えており、69%が進路についての不安を訴えています。不登校の主な理由は不明瞭で、心の問題や環境要因が影響していることが多く、親としてはどのようにサポートすべきか悩むことも少なくありません。逆に、勉強の遅れが不登校の理由になることは稀であり、不登校を経た後に学習や進路に対する不安が募るケースがほとんどです。
学習サポートの重要性
家庭学習を意識することで、不登校になった際の不安を和らげる助けになります。そこで、この保護者の会では、実際に学習習慣を身に付ける方法や、その積み重ねによる不安の解消に役立つ情報を提供します。また、CKCネットワーク株式会社は、これまで9年にわたり不登校の子どもたちへのオンライン授業や面談を行い、多くの成功体験を積んできました。このイベントは、同じ境遇にある保護者同士が体験を共有できる貴重な機会です。
参加者の声
前回の会合では、参加者から次のような感想が寄せられました。『勉強の目的についてわかりやすく第三者目線で話してくれた』『不登校当初の対応は多くの情報があるが、少し元気を取り戻した時の対応について知ることができ、大変参考になった』という意見が多数ありました。成功体験を積むためのステップを学べる場としても高い評価を得ています。
CKCネットワーク株式会社について
CKCネットワーク株式会社は、1990年に愛知県で創業。『家族に自慢できるサービスを、世の中に提供する』という理念のもと、通信指導実績34年、累計指導会員数50万人以上を誇る総合教育企業です。オンライン個別指導塾「Fit NET STUDY」や、マンツーマン学習サポート「Preステップオンライン」など、様々な教育支援サービスを展開しています。
公式サイト:
CKCネットワーク株式会社 |
Preステップオンライン