心肺蘇生を学んで命を救う「PUSH!」運動が全国で展開中
今年も「全国でPUSH!」運動が開催されており、多くの団体が協力して心肺蘇生法の普及に取り組んでいます。NPO法人大阪ライフサポート協会や、公益財団法人日本AED財団、そして日本心臓財団などが連携し、胸骨圧迫やAEDの使い方を広める活動を展開しています。これは、毎年約8万人が病院の外で突然心臓が停止する現状に対抗するための一環です。
「PUSH」の名には三つの重要な意味が込められており、心停止に直面した際に必要な行動を示しています。まず一つ目は「胸をPUSH」で、胸骨圧迫を行うこと。そして二つ目は「AEDをPUSH」、つまりAEDを使って命を救うこと。最後に「あなた自身をPUSH」、いざという時に勇気を持って行動することが求められます。
今年の「全国でPUSH!」運動は、特に健康ハートの日(8月10日)前後に、多様な団体が自主的に講習会を開催し、その情報を広めています。すでに46の講習会が公式ホームページで登録されており、特別なイベントとして、あべのハルカスにおいて「うんこ先生」と一緒にAEDを学ぶ機会も設けられています。子供から高齢者まで誰もが参加できる内容なので、家族揃って参加するのも良いでしょう。
あべのハルカスでの特別講習
- - 開催場所: あべのハルカス23F 大阪大谷大学ハルカスキャンパス、およびZoomによるオンライン参加
- - 対象: 子供からお年寄りまで、心肺蘇生やAEDに興味のある方
- - 内容: 楽しく救命講習を体験できる「PUSHコース」を実施。「うんこドリル」で知られるうんこ先生と共にAEDについて学べる楽しい内容です。
- - 申し込み: 参加希望者は、公式リンクから申し込みが可能で、現地参加は8月1日、オンライン参加は8月9日が締切となっています。
今年はAEDが一般の人々によって使用されるようになってから20年目の節目でもあり、この機会にAEDや救命処置の普及に力を入れています。私たちの社会を救うためには、まず一人ひとりが知識と行動力を持つことが必要です。
NPO大阪ライフサポート協会が推進する「PUSHプロジェクト」は、心肺蘇生の重要性を広めるために設立され、2008年から活動が続いています。特に胸骨圧迫やAEDの使い方を多くの人に学んでもらい、いざという時のための勇気と知識を得ることを目的としています。
この活動は大阪から始まり、現在では全国14の地域団体がこの運動を支持し、積極的に広めています。心肺蘇生法の普及は、一人でも多くの命を救うことにつながります。
最後に、PUSHプロジェクトの取材や取組みへの参加について、ぜひご検討いただき、一緒に心停止からの救命を目指していきませんか。私たちの活動は、個々の知識や行動が、命を救う可能性を広げるものだと信じています。
参加講習会一覧
全国でPUSH!運動参加講習会の詳細は、
こちらのリンクからご確認ください。
公式HPでの情報も充実しており、PUSHプロジェクトの最新情報が得られます。
NRW公式HP