日本将棋連盟と昭和西川が手を組んだ新たな対局用座布団の登場

日本将棋連盟と昭和西川が共同開発した対局用ムアツ座布団の登場

日本の伝統的なボードゲームである将棋は「頭脳の格闘技」として知られ、その対局は厳格な集中力を求められます。そのため、棋士は対局中に快適で疲れにくい環境を求めています。そんな棋士たちの要望を受けて、昭和西川株式会社は日本将棋連盟と共同で「対局用ムアツ座布団」の販売を開始しました。この商品は、2023年10月1日から新たに展開され、将棋界に新しい風を吹き込もうとしています。

新座布団は、昭和西川のMuAtsu（ムアツ）シリーズの一部として開発されました。体圧分散に優れたウレタンフォームを使用し、長時間の対局でも棋士が快適に過ごせるように設計されています。実際に東西将棋会館や名古屋対局場でも使用されている実績があり、棋士たちのパフォーマンス向上に貢献しています。

開発の背景と棋士の声

昭和西川は2018年に日本将棋連盟と業務提携を結び、このコラボレーションをきっかけに棋士の意見やアイデアを参考にした製品開発を行ってきました。これにより、棋士が長時間にわたる対局を少しでも快適に過ごせるようサポートしているのです。新座布団の開発には、多くの棋士からのフィードバックが活かされており、彼らの切実なニーズに応じる形で進化を遂げました。

座布団の詳細

「対局用ムアツ座布団」のサイズは、厚さ7cm、幅60cm、長さ62cmで、側地は綿100%で作られています。定価は税込で22,000円と、新将棋会館のグランドオープンに合わせて特別に設定されています。これにより、棋士たちは新しい環境での対局を楽しむことができ、ファンの皆様も同じ座り心地を自宅で体験できるようになります。

購入方法と販売情報

この新しい座布団は、日本将棋連盟が新しく開設した将棋会館内の「棋の音（きのね）」をはじめ、昭和西川の各店舗や公式ECサイトでも販売されます。また、楽天ショップやYahooショップでも取り扱っており、多くのファンにアクセス可能な状況が整えられています。将棋ファンや棋士のサポーターにとって、この座布団は単なる商品以上の意味を持つでしょう。