進化する次世代住宅『エシカルスマートハウス』の登場
2025年6月1日、Make House株式会社が『エシカルスマートハウス』という新しい注文住宅商品を全国の工務店に向けて販売開始します。この商品は、株式会社リブ・コンサルティングとの協力によって開発され、現代のライフスタイルやビジネスの変化に対応した設計がされています。
開発背景とコンセプト
最近、特にZ世代とミレニアル世代を中心に、住宅選びの際に「環境への配慮」「高い性能」「ライフスタイルへの適合性」を重視するトレンドが見られます。人々の生活様式の変化に伴い、「合理的で、自分に合った住まいを選びたい」というニーズが加速しています。
この背景には政府のGX(グリーントランスフォーメーション)政策があり、省エネや断熱性能に優れた住宅には最大160万円の補助金が支給される制度も存在します。このような高性能住宅は、環境に貢献しつつ経済的メリットも享受できることから、注目が集まっています。
しかし、工務店側では人手不足や顧客ニーズの多様化により、現場の負担が増加しつつあります。このジレンマを解消するために、『エシカルスマートハウス』は、住まい手のニーズと工務店の実務上の課題を同時に解決することを目指して開発されました。
主な特長
1. 進化し続ける住宅
『エシカルスマートハウス』は、GX志向型住宅として設計されていますが、将来的な制度や性能基準の変化にも柔軟に対応できるようアップデートが可能です。これにより、「今だけでなく、将来にわたって選ばれる住宅」を目指すことができます。
2. 柔軟な間取り
この住宅は「スケルトンインフィル」という設計方式を採用しています。これは、建物の構造部分と内装、間取りを分離し、家族のライフステージやライフスタイルの変化に応じて間取りを自由に変更することが可能になります。この柔軟性は、持続可能な住まい方としての価値を提供します。
3. 幅広い敷地対応力
平屋や二階建てに加え、狭小地のガレージタイプにも対応可能です。設計は標準化されつつも自由度を持たせ、従来の注文住宅とは異なる選択肢を提供します。
販売エリアと価格設定
『エシカルスマートハウス』は、人口30万人〜40万人の地域をエリアとして設定し、1エリアにつき1社限りの販売となります。参考価格は1,900万円(税抜)から提供されます。
発売記念セミナーのご案内
本商品の発売を記念して、2025年5月29日14時より、工務店やビルダー向けのセミナーが開催されます。このセミナーでは、GX志向型住宅に対する各社の取り組みや業界の課題に対する解決策が提示されます。また、会場参加者限定で個別の設計相談会も行われますので、参加することをお勧めします。
このように、『エシカルスマートハウス』は、現代の環境意識やライフスタイルに適応した次世代住宅として登場します。持続可能な未来を見据えたこの住まいが、多くの人々に選ばれることを期待しています。