エムシーデジタルが情報セキュリティの国際認証を取得、生成AIサービスの信頼性向上へ

エムシーデジタル、情報セキュリティ認証を取得

エムシーデジタル株式会社が提供する法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」とその共通プラットフォーム「Tachyon Platform」が、国際的に評価される情報セキュリティ認証「SOC2 Type2」を取得しました。この取得は、エムシーデジタルが提供するサービスが持つ信頼性と高い品質を示す重要なステップです。

SOC2 Type2認証とは

「SOC2（System and Organization Controls 2）」は、企業がそのサービスを提供する際に遵守すべき情報セキュリティの管理基準を評価するための国際的な監査基準です。特に「Type2」では、一定期間（一般に6ヶ月以上）にわたり、企業が適切なセキュリティ体制を維持しているかどうかを検証します。これにより、可用性や機密性、プライバシー保護など、多角的な観点から企業の管理プロセスが公正に評価されます。

認証取得の背景

エムシーデジタルでは、法人向け生成AIサービスである「Tachyon 生成AI」や「Tachyon Platform」など様々なプロダクトを開発しています。新たなテクノロジーの普及が進む中で、特にデータセキュリティは企業の持続可能な成長にとって必須です。このため、これまで「Pマーク」や「ISMS (ISO27001)」といった基準を取得してきたエムシーデジタルは、さらに一歩進め、特定のサービスやシステムそのもののセキュリティ対策を評価する「SOC2 Type2」の取得に至りました。

Tachyon生成AIの特徴

「Tachyon 生成AI」は、月額550円（税込）から利用でき、顧客のビジネスニーズに合わせた様々な機能を提供しています。生成AIを使う際には、データが学習に使われないセキュアな環境で運用されるため、安心して利用できます。

主な機能には、チャット対話機能やカスタムアシスタント機能、アノテーション機能があります。これらはビジネス業務を円滑に進めるために設計されており、特に効率化や意思決定のサポートを行います。

例えば、議事録自動作成機能を使えば、音声や動画を登録するだけで自動的に文字起こしが行われ、業務の効率化が期待できます。また、Web検索連動機能により、最新の情報を参照してより正確な回答を生成することも可能です。