北九州市でのエッジAI企業の挑戦
2025年3月28日、北九州国際会議場にて開催される「WORK AND ROLE 2025」。この大規模なスタートアップイベントに、エッジAIに特化したTokyo Artisan Intelligence株式会社が出展します。企業の代表である中原啓貴氏(CEO,CTO)と岡安一将氏(COO)を迎え、イノベーションの一端を担う彼らの取り組みを紹介します。
イベントの概要
「WORK AND ROLE 2025」は、北九州市SDGsスタートアップエコシステムコンソーシアムが主催するイベントで、オフラインにて行われます。出展企業や参加者間での交流を深め、地域のスタートアップシーンを活性化させることを目的としています。
【開催情報】
- - 日時: 2025年3月28日(金) 13:00~19:30
- - 場所: 北九州国際会議場 メインホール、イベントホール(福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目9-30)
- - 詳細情報: 公式サイト
展示される革新技術
TAIが展示する「SEASIDE-R7」は、エッジAIプラットフォームとして高い柔軟性を持ち、様々なセンサーに対応した多機能コンピューティング筐体で、産業用途向けに設計されています。この製品は、過酷な環境でも利用可能で、現場でのAI処理を実現することで、リアルタイムのデータ分析と制御を可能にします。
また、TAIは商社や製造メーカーと連携した強力な調達体制も整えており、大量生産にも対応しています。
さらに、彼らのテクノロジーは鉄道業界でも応用されています。最近開発された線路点検用のAIカメラシステムは、SEASIDE-R7を活用してリアルタイムで線路の異常を自動検知します。この技術により、従来の目視による点検作業を大幅に効率化し、精度も向上させました。
Tokyo Artisan Intelligenceのビジョン
Tokyo Artisan Intelligenceは2020年に設立され、東北大学からの技術をベースに、AI技術の社会実装を推進しています。彼らのアプローチは、ディープラーニング技術を活用したAIアルゴリズムを、クラウドではなくエッジデバイスで実行することにあります。このため、データセット構築からハードウェア実装まで、幅広い産業に柔軟に対応できるソリューションを提供しています。
会社の概要
- - 社名: Tokyo Artisan Intelligence株式会社
- - 所在地: 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3−12新横浜スクエアビル14階
- - 設立: 2020年3月
- - 事業内容: 深層学習アルゴリズムの研究開発、エッジAIプロダクトの開発および販売、人材育成
- - HP: 公式HP
未来を見据え、AI技術を武器に地域の発展に寄与しようとする東京アーティザンインテリジェンス。北九州での出展を通じて、さらなる成長を遂げることを期待しています。