四国の発酵文化を楽しむ「秋の醸す市」京都で開催

秋の醸す市が京都で開催！

京都市に位置する複合型商業施設、GOOD NATURE STATIONで、四国の発酵文化を体験するイベント「秋の醸す市」が開催されます。このイベントは、発酵食堂カモシカとのコラボレーションにより実現し、四国の特産品として名高い発酵茶や美味しい料理を堪能できる、ユニークな機会です。

開催概要

「秋の醸す市」の開催日は2019年9月21日（土）で、10時からスタートします。また、9月2日（月）からは、四国の三大発酵茶や和紅茶を特別に販売するPOP UPショップもオープンします。これらは、四国山地の発酵茶の製造技術が国の無形民俗文化財に指定されたことから、その重要性が示されています。イベントでは、発酵ワークショップも行われ、さまざまな発酵茶についての知識を深めることができます。

発酵ワークショップの魅力

1. 幻の発酵茶ミニセミナー

13時からは、発酵食堂カモシカの関恵さんによるセミナーが行われます。このセミナーでは、あわ晩茶、碁石茶、石鎚黒茶、そしてしまんと紅茶の発酵の仕組みや特性を学び、試飲することができます。それぞれの茶が持つ特徴や発酵のプロセスについて、詳しく解説されるので、発酵茶に対する理解が深まることでしょう。

2. 生産者による技術紹介

15時からは、石鎚黒茶の生産者である戸田久美さんによるセミナーが開催され、希少な碁石茶と石鎚黒茶の発酵プロセスについて、専門的かつ魅力的に紹介されます。古来から続く伝統の発酵文化を深く知る貴重な機会となります。

発酵茶の購入と楽しみ方

会場では、限定販売される四国の三大発酵茶（あわ晩茶、碁石茶、石鎚黒茶）を手に入れることができます。これらの茶葉は、伝統的な製法を用いて丁寧に育てられており、秋の季節にぴったりの爽やかな味わいを楽しむことができます。

秋の発酵バーガーも登場

新たに発表されるメニューとして、「カツオのタタキ漬けライスバーガー」が9月21日から販売されます。高知の伝統的な技法で作られたカツオを使用したこのバーガーは、寝かせ玄米のご飯に包まれ、口いっぱいに秋の風味を楽しめます。

施設情報

GOOD NATURE STATIONは、京都市下京区にあり、生鮮食品や加工食品が揃う「MARKET」と、発酵料理を楽しめる「GOOD NATURE KITCHEN」など、多様な食体験ができます。営業時間は10時～21時で、発酵食の知識を深めたい方、おいしい料理を楽しみたい方には、まさにうってつけの場所です。

四国の豊かな発酵文化を直接体験できる「秋の醸す市」。この一日を通じて、新たな発見と出会いが待っています。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか？