伊藤忠グループのBelong、新たにBONX WORK利用プランを展開
伊藤忠グループの一員である株式会社Belongは、株式会社BONXと協力し、最新のクラウド型音声コミュニケーションツール『BONX WORK』の利用に適したスマートフォン及び通信回線(SIM)のパッケージプランを提供開始しました。この取り組みは、現場での円滑なコミュニケーションを実現するための新たなソリューションとして注目されています。
協業の背景と目的
『BONX WORK』は、スマートフォンと連携したイヤフォン及びアプリを通じて、音声による常時接続のグループ通話やライブ配信の機能を提供します。これにより、業務現場でのコミュニケーションが円滑になり、リアルタイムでの情報共有が可能となります。また、会話の録音や文字起こし機能も搭載されており、その利便性は多くの業種から高く評価されています。
Belongは、中古スマートフォンやタブレットの法人向けレンタル・販売サービス『Belong One』を展開しており、物価高や円安の影響で高騰する端末価格に対応しています。これらのサービスを活かし、企業が『BONX WORK』を導入する際の手間を軽減する目的で、新たなレンタルプランを提供します。
新プランの詳細
新たに誕生したプランには、以下の三つの選択肢が用意されています。
1.
Wi-Fi利用プラン(SIMなし): 基本的な通信環境を整えたい企業向け
2.
Wi-Fi併用プラン(SIMあり/500MB): 一部SIM通信を必要とする企業向け
3.
キャリア回線プラン(SIMあり/3GB): より多くのデータ通信を必要とする企業向け
これにより、企業は必要な通信環境に応じたプランを選定することが可能となり、スムーズな『BONX WORK』導入が実現します。
現場DX推進の重要性
介護や小売、建設業界をはじめとする様々な現場業務において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が求められています。特に、スマートフォンやタブレットの確保は大きな課題の一つです。新品端末と比較すると、レンタル利用は導入コストの削減に寄与するため、ますます需要が高まっています。Belongはこのニーズに応える形で、『Belong One』を通じて、多くの法人企業を支援してきました。
利用の増加と業界の反響
去年のデータによれば、Belongに寄せられる問い合わせ数は前年比で約3倍に急増しており、特に医療・福祉分野や建設業からの関心が顕著です。『BONX WORK』の導入を通じて、これらの業界が持つ多様なコミュニケーションニーズに応じた対応が進んでいます。
結論
伊藤忠グループのBelongとBONXが協力し、現場DXの加速を目指して提供する新しいプラン。今後のサービス展開が非常に楽しみです。スマートフォン・タブレットの導入が進むことで、業界全体のコミュニケーション業務がさらに円滑になり、新たなビジネスチャンスが生まれることが期待されています。