第6回Minecraftカップ海外ブロック地区大会が開催
11月24日(日)、オンラインにて「第6回Minecraftカップ 海外ブロック地区大会」が実施されます。この大会では、世界中で利用されている「教育版マインクラフト」を用いて、全国および海外から集まった744作品の中から選ばれた2チームが、未来の都市をテーマにした熱いバトルを繰り広げることになります。
Minecraftカップ運営委員会は、このカップを通じて世界の教育現場で使われている「教育版マインクラフト」を利用した作品のコンテストを開催し、様々なアイデアや創造力を発表する場を提供しています。
大会のテーマと目的
今回の大会のテーマは「Well-beingをデザインしよう」。このテーマは「17のSDGs目標が達成された後の未来」を描くことを目的とし、子どもたちが「地球をもっと楽しく、幸せにするまち」を自由にMinecraftの世界で表現することが求められています。このように、Sustainable Development Goals(SDGs)を意識した取り組みが大切にされています。
子どもたちは自分たちの作品を通じて、未来の街を共創するためのアイデアを形にし、それを他者に伝えるスピーチやプレゼンテーションを行います。また、地区大会での発表後は、公式YouTubeチャンネルで配信し、視聴者支持の投票も行われます。
大会の実施内容
海外ブロック地区大会では、1チームごとに以下の内容で発表が行われます。
1. 1分間の作品紹介動画の上映
2. 2分間のスピーチによるプレゼンテーション
3. 審査員からの質疑応答
これにより、チームは自分たちの作品への思いや、調査・計画についても詳しく説明する機会を持ちます。審査基準は多岐に渡り、創造性や実現可能性、技術面での工夫やチームワークなどが評価されます。
今後の展望
この第6回Minecraftカップでは、代表作品が全国大会へと進むうえでの基準が設けられ、未来のクリエイターたちが評価される場となります。来年の2月には全14地区から選ばれた代表たちがO大阪で一堂に会し、再び熱戦が繰り広げられます。全国大会では、各分野の専門家による厳正なる審査が行われ、その様子もLive配信される予定です。
Minecraftカップとは
Minecraftカップは、高校生以下の子どもたちに「教育版マインクラフト」を活用してもらい、その創造性や問題解決力、プログラミング思考を育むことを目的とした大会です。この活動を通じて、地域や環境の格差を減少させることを目指し、すべての子どもたちが新しい挑戦を経験できる場を提供しています。
また、Minecraftカップは東京大学と共同研究を行っており、参加児童の視点の転換や多様な意見を生み出す能力が育まれているとされています。子どもたちが自ら考え、協力しながら新しいものを創造する体験は、将来に必要な柔軟性を身につけることに貢献しているのです。
このように「Minecraftカップ」は、単なるゲームではなく、教育や未来への挑戦を描く重要なプラットフォームとして位置づけられています。子どもたちがそれぞれの作品を通じて、未来のビジョンを描く姿に期待がかかります。
公式サイトには大会や作品に関する詳細が掲載されています。興味ある方はぜひチェックしてみてください。