アレルギー対策を徹底した新手術用手袋が登場！医療現場の変革

アレルギー対策を徹底した新手術用手袋が登場！

近年、医療の現場ではアレルギーに対する意識がますます高まっています。特にラテックスによるアレルギーの問題は深刻で、医療従事者や患者が安心して治療を受けられる環境を整備するための対策が求められています。そんな中、手術用手袋に求められる新たな基準として「薬剤によるアレルギー対策」も重要視されています。

この流れを受け、三興化学工業株式会社は、合成ゴム製でありながら、手荒れの原因となるラテックスや加硫促進剤を一切使用しない手術用手袋「サンコーシルキーフィットゼロ」と「サンコーシルキーフィットコリウム」を新たに発売しました。これらの手袋は、アレルギーを気にせずに使用できると同時に、操作性や装着性にも配慮されています。

「シルキーフィットゼロ」の特徴

「シルキーフィットゼロ」は、その名の通り、ゼロアレルギーを追求した設計が施されています。合成ゴムの手袋は一般的に硬く、装着時の不快感や操作性の悪さが指摘されていましたが、同製品に採用された国内唯一の材質「熱可塑性エラストマー」によって、これらの特性が大きく改善されました。柔軟性に優れ、手にフィットする感覚が実現されているため、医療従事者がストレスなく使用することができます。

「シルキーフィットコリウム」の特徴

「シルキーフィットコリウム」は、特に二重装着時に使われるアンダーグローブとして設計されています。この手袋はグリーンのカラーが特徴で、術中に手袋が破損した場合でもすぐに発見できるため、安全性がさらに向上しています。

これまで使用してきた医療機関からは、「手袋の使い心地が格段に良くなった」との声が上がっており、アレルギーへの不安を感じずに手術に臨めることも、医療現場におけるストレス軽減に寄与しています。