香川・愛媛シルバー受賞
2024-10-09 01:02:56

2024年版グリーン・デスティネーションズアワードで香川・愛媛がシルバー受賞

2024年版「グリーン・デスティネーションズアワード」において、香川県の小豆島と愛媛県の大洲市がシルバーアワードを受賞しました。この受賞は、地域の持続可能な観光への取り組みが、国際的な評価を受けた成果です。

「グリーン・デスティネーションズ」は、持続可能な観光を推進する国際的な認証機関であり、その基準はグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)に基づいています。アワードは、観光地が持つ文化や伝統、社会福祉の取り組みなどを評価し、スコアに応じてブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの各賞を授与します。

小豆島と大洲市のシルバーアワード受賞は、四国における初の快挙であり、地域の持続可能な観光の具体的な成果として特に注目されています。両地域はそれぞれ、「文化と伝統」および「社会福祉」の観点からの取り組みを評価され、この評価がシルバー受賞につながりました。

この度の受賞により、香川県と愛媛県は「四国ブランドの確立」というビジョンを掲げ、地域の観光資源を持続可能に活用するための活動を推進しています。2022年には、自治体や観光関連団体と協力して「四国『持続可能な観光』推進ネットワーク」を立ち上げ、地元の特性を活かしながら持続可能な観光地の確立を目指してきました。

これらの地域が受賞したことにより、アワードのロゴマークや関連情報がグリーン・デスティネーションズの公式サイトに掲載され、観光客に対する国際的な認知度の向上が期待されています。特に、サステナブルツーリズムに対する関心が高まる中、日本の先進的な事例として世界にアピールする良い機会となるでしょう。

受賞に関する記者発表は、2024年の10月8日、香川県高松市にあるサンポートホール高松で行われました。この発表では、グリーン・デスティネーションズが提唱する観光指標の概要や、小豆島・大洲市の具体的な持続可能な取り組みの実例、今後の目標について議論されました。

登壇者には、四国ツーリズム創造機構の代表理事や国土交通省の観光部長、各地域の町長、市長が名を連ね、地域全体での持続可能な観光政策への熱意を示しました。特に、高松市の会場での記者会見では、今後の展望や地域の魅力を再認識する機会として、多くのメディアの関心を集めました。

このように香川県小豆島と愛媛県大洲市のシルバーアワード受賞は、持続可能な観光の重要性を広めることにも寄与しており、今後の観光業界においても大きなインパクトを持つことが期待されています。地域の特性や資源を最大限に活用し、持続可能な観光地としての道を進む両地域の今後に注目です。


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会社情報

会社名
一般社団法人四国ツーリズム創造機構
住所
香川県高松市サンポート2-1高松シンボルタワータワー棟3階
電話番号
087-813-0431

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