東洋化学株式会社がチャットボットで製品開発に活かす実践例
東洋化学株式会社は、創業50周年を迎えた老舗の絆創膏メーカーで、近年は一般消費者向けの製品や公式ECサイト、Instagramなどの発信に力を入れています。しかし、年々増加する一般消費者からの問い合わせが負担になっており、その対応を効率化する方法を模索していました。一方で、同社の目指すところは、単なる問い合わせの削減だけではなく、ユーザーからの貴重な意見を製品開発に活かすことです。この二つの要望を同時に満たすために導入されたのが、株式会社サンソウシステムズのチャットボット『さっとFAQ』です。
問い合わせと情報収集の両立
『さっとFAQ』の導入によって、東洋化学は自社ECサイト「ばんそうこう屋」での顧客の声を効率的に集める仕組みを整えました。ほぼリアルタイムで収集されるチャット履歴を分析することで、消費者の疑問点が明らかになります。例えば、最近では「紫外線」に関する問い合わせが増加しており、このニーズをもとに公式Instagramで役立つ情報を発信しました。
Instagramとの連携による新しいマーケティング
東洋化学は『さっとFAQ』の活用を通じて、顧客の声を積極的にフィードバックし、新たなマーケティング施策を展開しています。紫外線に関する疑問が多く寄せられていることを受けて、キャラクター『かばたん』を使い、Instagram上で情報を発信しました。また、ユーザーがさらに詳細を検索できるように、Instagramから『さっとFAQ』への導線も設計。これにより、消費者は情報収集をスムーズに行うことができ、製品認知度が向上しました。
このアプローチによって、『キズクイックfit』など紫外線カット効果を持つ製品の認知が広がり、顧客の興味を引くことに成功しています。
効果と今後の展望
自動応答による業務の効率化が実現しただけではなく、ユーザーからの意見を受けて改善案や新製品の企画も進むようになっています。この取り組みは、『さっとFAQ』の導入がもたらした大きな成果であり、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める上での重要な一歩です。
『さっとFAQ』の特長
『さっとFAQ』は、業界でも著名なコストパフォーマンスを誇るチャットボットで、誰でも簡単に作成・運用が可能です。たった5分でデータ登録が完了し、月額1万円から始められるため、中小企業でも導入しやすいのが特長です。
このチャットボットは、24時間365日無休の顧客サポート提供、総務や人事、情報システム部門への問い合わせ削減、多言語対応などさまざまな形での活用が見込まれています。さらに顧客ニーズ調査やナレッジ共有を促進するための仕組みも充実しています。
最後に
今後、東洋化学がこの取り組みを通じてさらに多くの顧客の声を製品化につなげ、新たな製品開発へと繋がる期待が寄せられます。キャラクター『かばたん』を駆使したマーケティング戦略も、同社の独自性を際立たせる重要な要素となっているのです。チャットボットの『さっとFAQ』は、東洋化学が顧客との新たな関係を築くための強力な武器となっていると言えるでしょう。