新しい時代の人材交流が産声を上げる中、埼玉県大宮で特別なイベントが開催されます。このセミナーは、日本語を話す理系の大卒の学生100人とウェブ生中継でつながり、リアルタイムでの対話を実現します。会場とミャンマーの学生がまるでテレビ番組のようにつながり、斬新な交流の場となります。
セミナーの概要
このイベントは、令和2年11月26日(木)13:30から15:30まで、大宮ソニックシティビル4階の市民ホール404で行われます。定員は会場で30名、ウェブ配信は100名ですが、ソーシャルディスタンスにも配慮した形で運営されます。参加希望者は、NAPホームページまたは指定のメールアドレスから事前申し込みが必要です。申し込み期限は11月24日(火)17:00までで、先着順となります。
セミナーの内容
メインテーマは、「理系高度外国人材の状況と採用・育成について」です。講師は一般社団法人NAPの代表理事である田口芳弘さん。続いて、会場参加者とウェブ参加者が一つになっての討論が行われ、モデレーターを務める田口さんがミャンマーの学生たちに「なぜ日本で働きたいか」という質問を投げかけます。この双方向のやり取りにより、参加者は新しい視点を得ることができます。
さらに、「ミャンマーでの日本語教育」というテーマについては、日本ミャンマー交流協会の事務局長である小山茂さんが講演します。これにより、日本とミャンマーの文化的なつながりと教育の重要性が示され、参加者にとって大変有意義な内容となるでしょう。
人材の特徴
ここでのポイントは、参加するミャンマーの学生が技能実習生や特定技能者ではなく、全て大卒のエンジニアであるという点です。彼らは日本語を身につけており、理系という専門性を持った人材。日本の企業にとっても貴重な存在であり、こうした人材との交流が新たなビジネスチャンスを生むかもしれません。
この画期的なセミナーでは、単なる情報提供に終わらず、参加者同士のリアルな交流が期待されています。推奨されるのは、企業の採用担当者や人材派遣業者、さらには教育機関など、幅広い関係者です。
申し込み方法
参加したい方は、NAPの公式ホームページ(http://nap-net.jp/)または指定のメールアドレス(
[email protected])にてお申し込みください。
日本とミャンマーをつなぐこの新しい形のセミナーは、国際的な視点を持つ人材の重要性を再認識させてくれる機会となるでしょう。今後ますます重要性を増すグローバルな人材戦略の一環として、ぜひご参加ください。