新型スパイラルフリーザー「SPIN SHOCK® TYS」が登場!
タカハシガリレイ株式会社が新たに開発したスパイラルフリーザー「SPIN SHOCK® TYS」が、2024年8月1日から受注を開始します。この製品は、食品工場のさまざまな課題を解決するために、省スペース、省エネ、時短洗浄を実現しています。
開発の背景
タカハシガリレイでは、顧客のニーズに応えるためにフリーザーのラインナップを拡充することを目指し、その一環としてオリジナルのスパイラルフリーザーの開発に取り組んできました。営業担当者から寄せられる「スパイラルフリーザーに関する課題」や「こういう機能があれば便利だな」というアイデアを基に、洗浄性を高めつつ省スペース化を図った「SPIN SHOCK® TYS」が完成しました。 【中略】
主な特徴
Smart Space(省スペース)
コンパクトな構造設計により、従来の機種に比べて約40%以上の省スペースを実現しました。特に、スパイラルコンベアの上部に冷却器や送風機を設置することで、必要な設置面積を削減しています。六角形の外形やシンプルな内部構造が、冷却エリアを効率的に確保しました。
Smart Waste(省エネ)
このフリーザーは、冷却効率を高める革新的な構造を採用。ドラム上部からスパイラル内部に冷気を送り込み、各コンベア間にうまく浸透させることで、効率的な冷却を可能にしています。その結果、従来機よりも消費電力が約10%削減され、デフロスト水量も約20%減少しました。また、搬送装置の安定稼働により、生産エラーを軽減し、経済的かつ環境に優しい生産ラインを実現しています。
Smart Cleaning(時短洗浄)
洗浄性にすぐれたシンプルな構造が特徴です。この構造により、スパイラルコンベアを覆うカバーが不要になり、冷凍庫の内部に入らずに目視点検や洗浄が行えます。従来機に比べて洗浄作業時間が約25%削減されます。さらに、オプションで自動洗浄機能も搭載可能で、日々の運用を一層簡素化し、衛生管理にも寄与します。
スパイラルフリーザーとは
スパイラルフリーザーは、最大500メートルのベルトコンベアを直径5メートルの円筒内に効率よく収める特殊な構造が特徴です。この複層構造により、限られた設置面積でも大量の食材を生産することができます。タカハシガリレイでは、顧客の生産環境に応じたカスタマイズも行っており、生産ラインの統合や拡張に柔軟に対応可能です。
適応商材と受注生産
「SPIN SHOCK® TYS」はパン生地、ピザ生地、カップアイス、惣菜、弁当など、様々な商材の冷却と凍結に対応しています。また、当社の製品はすべてオーダーメイドで、顧客の処理量や生産環境に応じた寸法等を決定し、受注生産を行います。興味のある方はぜひ、タカハシガリレイへお問い合わせください。
会社概要
タカハシガリレイ株式会社は、1960年に設立され、大阪府大阪市西淀川区に本社を構えています。主にトンネルフリーザーや食品製造プラントの設計・製作・販売を行っています。これからも、最新技術を取り入れた製品で、顧客のニーズに応え続けていきます。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
タカハシガリレイ公式サイト