所沢市庁舎に掲出された巨大モザイクアート
2025年11月25日(火)、埼玉県所沢市の市庁舎敷地内に、地元小学生約1000人が描いた絵をもとにした大規模なモザイクアートが掲出されました。これは、正和工業株式会社が代表を務める「正和・貫井・糟谷特定建設工事共同企業体(JV)」が手掛けた所沢市庁舎基幹設備改修工事における地域活性化の一環として実施されました。
まちを笑顔にプロジェクト
このプロジェクトは、地域の未来を担う子どもたちに、自らの作品が街の中に彩りを添える機会を提供することを目的としています。モザイクアートは、子どもたちが授業で描いた絵をデータ化し、一つの作品として組み上げられました。この取り組みは、「まちを笑顔にプロジェクト」の第2弾として位置づけられています。第1弾では春日部市でのリノベーション工事の囲いを利用し、クレヨンしんちゃんのデザイン官も施されたアートが掲出されており、地域とのコミュニケーション促進の一翼を担ってきました。
モザイクアートの特徴
掲出されたモザイクアートは、全長10メートル、縦2.2メートルという大きなサイズで、「日本の航空発祥の地」として知られる所沢市のシンボルである飛行機をモチーフにしています。市内の小学校5年生による985枚の絵をつなげて作られたこの作品は、工事期間中でも市庁舎に新たな魅力を加えることを目指しています。また、アート内には所沢市のマスコットキャラクター「トコろん」もひっそりと隠されており、訪れる人々に楽しんでもらえる工夫が施されています。
地域愛の醸成
複数の小学生の作品を集めて一つの大きなアートを制作することで、子どもたち同士の協力体験そして地域への親しみを感じてもらうことが狙いです。所沢市は日本で初めて飛行場が開設された場所であり、市民にとってその航空自体が誇りでもあります。この取り組みを通じて、航空発祥の街としての認知がさらに高まることが期待されています。
展示概要
- - 掲出場所:所沢市庁舎敷地内(庁舎西口広場)
- - サイズ:全長 10.0m × 縦 2.2m(モザイクアート部分:横4.5m × 縦2.0m)
- - 掲出期間:2025年11月25日(火)~工事完了まで(予定)
- - 参加者:所沢市市立小学校5年生 985名
- - 協力:所沢市・所沢市教育委員会
このようにして、正和工業は地域の未来を見据え、市民の笑顔を生み出す取り組みを進めています。
終わりに
このモザイクアートは、訪れる人々に地域への愛着を育むともに、子どもたちの思いを形にした素晴らしいアートとして長く愛されることでしょう。作品の詳細は正和工業の公式サイトやInstagramでもご確認できます。