ゼロフィールドとGincoの提携が拓く新たなWeb3の未来

ゼロフィールドとGincoの業務提携が意味すること

2023年、株式会社ゼロフィールドと株式会社Gincoが新たな業務提携を結びました。両社は、暗号資産のマイニングからステーキング運用までを一貫して支援する体制を整え、Web3の発展に寄与しようとしています。これは、日本のブロックチェーン関連市場において重要な進展として注目されています。

提携の背景

ゼロフィールドは、2017年に設立され、AIやビッグデータ関連のシステム開発と運用を行い、特にブロックチェーン分野においては高性能なマイニング機器の販売と運用支援を手掛けてきました。このたびのGincoとの提携により、より多様なWeb3プロジェクトに対応できる体制が実現します。

一方のGincoは、ブロックチェーンインフラソリューションの提供やデジタルアセットの管理基盤の構築を行っており、特にノードの構築やウォレット管理の分野で豊富な経験を有しています。この両社の強みをかけ合わせたパートナーシップにより、日本国内の企業や自治体に対して包括的な支援を行うことが可能になります。

どのようなサービスが提供されるのか

この提携を通じて、ゼロフィールドとGincoは以下のサービスを展開します。

- コンサルティング: Web3に取り組む企業や自治体に対して、必要なノウハウや技術を提供する専門家のサポートが行われます。
- ノード運用: ブロックチェーンネットワークの安定性を向上させるため、ノードの運用を支援します。
- マイニングマシンの販売・運用: 自社開発の高性能マイニングマシンを販売し、その運用をサポートし、ブロックチェーンネットワークのセキュリティを強化します。
- ウォレット構築: 安全な資産管理を実現するためのウォレットの構築支援を行います。
- ステーキング運用: 投資機会の拡大を目指し、暗号資産のステーキング運用を効率的に行います。

代表者のコメント

この提携について、ゼロフィールドのCEOである平嶋遥介氏は、次のようにコメントしています。
「私たちは、マイニングマシンの運用と販売を通じてWeb3インフラを支えてきましたが、Gincoとの連携により、より幅広いWeb3プロジェクトを支援する新しい体制が整いました。」

また、Gincoの代表取締役である森川夢佑斗氏も次のように述べています。
「暗号資産は資産形成手段として高く評価されている中で、ゼロフィールドとの連携を通じて、マイニングからステーキング、さらにレンディングのプラットフォームをつなぐ新たな体験を生み出していきたいと思っています。」