近年、オタク文化は若者だけでなく大人女性にも広がりを見せています。その中でも推し活、つまり特定のキャラクターやアイドルを応援する活動は、多くの人々にとって大切なライフスタイルとなっています。しかし、推しからの「担降り」や「オタ卒」もまた、避けがたい現象です。推し活アプリ「Favomatch」は、そんな大人の女性たちの推し活について実態調査を実施し、その結果を公表しました。
調査結果の概要
今回の調査では、77.2%の女性が「担降り」や「オタ卒」を経験したと回答しました。これは、推しのチェンジが一般的になりつつあることを示していると言えるでしょう。最も多く挙げられた原因としては、別の推しが現れたことが第一位にランクインしました。さらに、長い間応援してきた推しでも、「活動の方向性の変化」や「ライフステージの変化」が影響を及ぼす討論が見られました。
担降り・オタ卒の原因
調査では、担降りやオタ卒に至る具体的な要因が複数挙げられました。以下が主な理由です。
1. 他の推しの出現 (16.2%)
2. 理由はないが冷めた (12.6%)
3. 活動の方向性・路線が変わった (9.1%)
4. 推しの脱退・卒業 (8.4%)
5. 自分の推しの解釈が変わった (6%)
推していた期間とその影響
元推しとの関係の長さも重要な要素です。大多数は「2~5年未満」の間応援していたと答えており、推しに対する思い入れが強いことが伺えます。長期間の推し活を経て担降りやオタ卒に至ると、感情の変化が特に顕著に現れるようです。推し歴が長いと、新しい推しが現れる際の影響も大きくなり、元推しに対する意識も難しくなるようです。
担降り・オタ卒後の元推しへの意識
担降りやオタ卒を経験した人々の中で、元推しを陰ながら応援している割合は上昇しています。しかし、実際に再び推すことがあると答えた人はわずか3.6%にとどまり、元推しから距離を置くことが難しい姿勢が見えます。また、心中では「未練はないが複雑な感情」を抱えている元ファンも少なくなく、これが新たな推しとの関係の形成に影響を与えていると言えるでしょう。
新しい推しとの出会い
新たな推しとの出会いのきっかけとして最も多く挙がったのは「SNSや動画サイトで話題になっていた」というものでした。現代の情報拡散の速さや、二次創作による信者の誕生がこの傾向を強めているようです。これにより、オタク文化はますます進化し多様化していると言えるでしょう。
まとめ
この調査を通じて、推し活女子がどういった背景で推しを変えるのか、また新たな推しをどのように受け入れるのかという実情が明らかになりました。今後も、より良い推し活ライフを支持する情報を発信していくことで、オタク文化の一層の活性化が期待されます。
調査概要
- - 調査対象:推し活アプリFavomatchを利用する18歳以上の女性
- - 調査方法:アプリ内アンケート
- - 調査期間:2025年3月1日〜2025年3月9日
- - 有効回答数:464人
そのほか、推し活アプリ「Favomatch」の詳細についてもぜひご覧いただき、あなたも充実した推し活ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。